今は亡くなられたが生前大変お世話になった先生がいる。
当時今よりもっとふがいなかった私は
よくその先生にお叱りを受けた。
今でも、と言うか時がたてばたつほど
その先生の言葉を折々に思い出す。
《あなた自身が舞台の上で信じない世界をお客様は誰も信じないし、あなたが舞台の上で見ていない世界をお客様は誰も見ることができないのよ。》
《そんな弱い気持ちで踊っていたのではあなたの踊りが泣いてますよ。私にはそれが見えます。》
などなど数え上げたらきりがない。
当時も《ああ、全くそのとおりだな。》と思い
自分のいたらなさがくやしくて恥ずかしくて
人知れず泣いたことも一度や二度ではなかったが
時間の経過とともに
先生の言葉がより深く
またその時々でいろんな意味合いに姿を変えて
腑に落ちてくる。

先生にいただいた大切な置土産。

あの頃より私は少しは成長しているだろうか。

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