2009年 2月 20日の投稿一覧

行ってらっしゃ~い!

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オペラ歌手の弟子のSさんが

ある試験で《蝶々夫人》を歌うことになり

蝶々柄の着物を衣装にチョイスしたSさんの着付けをお手伝いさせていただきました。

着付けが終わってうちから送り出す時は

もうなんだか着飾ってパーティーに行くかわいい娘を見送る気分。

Sさん、綺麗よ~、頑張ってこーい!!

不愉快だけど。

めったに会う相手でもないのに

数少ない出会いの機会の度ごとに

なぜか確実に不愉快な思いをさせてくれる人がいる。
よほど相性が悪いのか

とにかくもう笑っちゃうくらい(小泉さんじゃないが)

姑息でえげつないなぁ~と感じてしまう相手なのだ。

が、どんな相手だろうが

きっと何か意味があって出会った(会わされた)相手なのだろうから

自分に足りない何かを目覚めさせるための修行だろうか、とか

自分のネガティブな心グセをポジティブに変えていくためのチャンスだろうか、とか
何かプラスの方向に出会った意味を見つけようとはしているのだが

(私の立場からすれば)あまりに非礼でご都合主義的なやり方をされると

自分の心の進化などなくてもいいから

その類のヤカラには一生会わずにいたいと思ってしまう。
自分がイライラするのももちろん嫌なのだが

目を覆い耳をふさぎたくなるようなお粗末な言動に

ただひたすらドン引きしてしまうのだ。

言葉はコトダマ、つまり霊が宿る、と言われているように

人に毒を吐くことでしか自らを確立できない人の回りには

なぜかよどんだ空気が集まってくる。

私が澄んだ生き方をしているとはまちがっても思わないが

だからこそ

よどんだヘドロのような空気に触れるとかなりヘコンでしまう。

一生会わずにすむ、とはいかない相手なら

自分自身が何事にもブレない生き方をするしかない、

自分の自浄機能をブラッシュアップすべく努力するしかない、

それこそがその相手と巡り会った意味だろうに、と

未熟な自分に言い聞かせているのだが。
汚い水をスルリとかわすかキッパリと遮断するか

または理想を言えば
汚いと思わずにしなやかに受け入れることができるフレキシビリティを備えるか
そうすれば

少しは私のつたない踊りもマシになるかしら、などと考えながら。