7f189a19.jpg大人達の稽古日でしたが、合間を縫って子供クラスのSちゃんとチビAちゃんの臨時稽古。
いとこの二人ですが、今日はお揃いのワンピースでした。
チビAちゃんは本日久々に(寺子屋以来かな?)オデコをだしたお団子をひろうしてくれました。
子どものオデコってなんだか可愛いですね。

ところで今日初めて夜お稽古に来た弟子を、なぜかハチが熱烈歓迎。
いきなり膝に(頭に?)乗るは、あとをついて回るはで
ある意味大変といえば大変でした(^O^)。
何かハチの琴線にふれることがあったのでしょうか?
いつもいわれなき非歓迎ぶりを受けている寺島嬢が聞いたら歯ぎしりしそうな話ですが(~o~)。

ところでその弟子がうちに来る時の電車での話。
彼女の隣が、母親二人にその子供二人、という四人連れだったらしいのですが
子供二人(男の子と女の子)が靴をはいたまま座席に立って大騒ぎをしていて
が、母親は自分達のおしゃべりに夢中でとがめようともしない。
我慢できなくなった彼女が席を変わろうとしたその時
女の子のほうが勢いあまって倒れこんできて
彼女はしこたま鼻の頭を打ってしまった、とのこと。
その時の母親の行動が信じられないのですが
母親は彼女をまったく無視して、謝罪もせず、子どもにも謝罪させなかったどころか
女の子の手をグイと引っ張って引き寄せると(その間も自分たちのおしゃべりはやめない)
子ども達を自分たち二人(つまり母親二人)の間にやはり靴のまま座席に立たせ、相変わらず大騒ぎする子ども達の向こうとこちらから大声でおしゃべりの続きをはじめたそうです。
あんな母親に育てられた子どもってきっと大人をなめきった子になるんですよねっっ!と彼女はいまだ怒り収まらず、の勢いで話していました。
そしてそんな傍若無人で最悪な親子に一言ももの申せなかった自分にも腹がたつ、と。
まったくそのとおりだな、と思います。
子どもに対する母親と一緒のレベルで語ってはいけませんが
もうひとつ最近よく聞く話が、ペットに対する飼い主の意識の低さ。
溺愛するあまり、しつけらしいしつけや健康管理をせず
その結果咬みグセのある犬になってしまったり、あきらかに心臓に負担をかけるレベルの肥満体になったりする。
「可愛いからつい甘やかしちゃって・・」と(あろうことか)笑いながら言ったりする飼い主がいますが
笑い事なのだろうか?といつも思います。
私からすると、そんな飼い方は飼い主のエゴと怠慢による虐待に見えてしまいます。
周知のとおり、私もかなりデレデレの溺愛タイプの飼い主なので、偉そうなことは言えませんが
例えばハチが歩くのも苦しそうなくらいの肥満体になったり
やたらと人に噛みつき、大怪我を負わせ、まったく他人に可愛がられないような猫になったりしたら
もうかわいそうでいたたまれないだろうな、と思ってしまいます。
ハチには、やっぱり軽々と元気であちこち飛び回ることができる健康な身体であってほしいと思うし
皆に愛され、可愛がられる、人が大好きな猫であってほしいと思います。

電車で大騒ぎする女の子と男の子は
お洒落な洋服を着て、靴も流行のもので、綺麗な顔だちをしていたらしいのですが
あまりと言えばあまりの行儀の悪さとあつかましさに
これっぽっちも「可愛い」とは思えなかった、と彼女は言います。
私には子どもがいないので、母親にはなれませんが
自他共に大いに認める飼い主バカではあります。
が、まちがっても飼い猫をひいきのひきたおしの結果不幸にするような「バカな飼い主」にはならないようなしなければ、と改めて思いました。

そういえばこのブログにチョクチョク登場してもらっている着物染色工房「アトリエ翔」の江戸っ子社長さんが
飲食店で走り回って大騒ぎする子どもと、それをやめさせようともしない親についに堪忍袋の緒がきれて
「子ども達を静かにさせろっ!親が悪いっ!」と怒鳴ってしまった、という記事をご自分のブログに書かれていました。
すると「よくぞ言ってくれました!」「そのとおり!」系のコメントが続々届いていました。