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出会えたらラッキーなもの・2つ。

渋谷から電車で9分、という便利さにもかかわらず

稽古場最寄り駅・井の頭線永福町駅からは、富士山を望むことができます。

もちろんお天気が悪かったり、晴れていてもガスってたりすると

なかなかその雄大な姿を拝むことはできず

いろんな条件が揃ってはじめて

「頭を雲の上にだし、四方の山を見下ろす」富士山に出会えます。

私は弟子のお稽古でもよく

「富士山の裾野のようになだらかで優美な首肩のラインを作れるように、背中や二の腕の裏を使ってね」という言い方をしますが

見習いたくても見習えない富士山の神々しい佇まいに出会うと

自然と頭(こうべ)が垂れ

両手を胸で合わせてしまいます。

そして永福町駅では、「富士山待ち」をする同じような思いだろうカメラおじさん達をよく見かけます。

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そして

 

こちらは翡翠。

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育休中の弟子が、0.5才の子どもを連れて公園を散歩している時に偶然遭遇し

あわててスマホのシャッターを押した、とのこと。

近くにいた老紳士に「あんた、いいタイミングだったね〜」と言われたそう。

狙って待っていても遭遇できなかったり

やっと出会えてもなかなかカメラにおさめられなかったり

その美しさ故「飛ぶ宝石」と称される翡翠ですが

実は「清流のハンター」という異名も持っているほど

俊敏でアグレッシブなところもある鳥です。

 

遭遇も含めて、撮影の難しさではトップクラスの翡翠をスマホで撮影できたとは

コロナ禍でも元気に生まれてくれた赤ちゃんの未来も幸せいっぱい、のはず。

「幸せの青い鳥」からのちょっとした祝福だったのかもしれません。

 

※「アートにエールを!東京プロジェクト(ステージ型)」にて

【翡翠~かわせみ~】配信中!!

↓↓

https://youtu.be/lX4ReS-RM1s

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幸せのハガキ。

毎年いただく年賀状がとても素敵で、いつからかその方からのお葉書が楽しみになっている。

「笑門来福」など、お正月にふさわしいおめでたい言葉が
闊達、且つ、どこかユーモアを感じさせるタッチの毛筆で
のびのびと、ハガキいっぱいに書かれている。
そしてこれまた楽しい落款とともに、必ずご自身のひと言も添えてくださる。
その方のお立場やお仕事を思うと
相当にお忙しいだろう、ということは容易に想像できるが
どうやってこんな年賀状を書く時間をひねり出しておられるのだろう…と思う。
寒く、澄んだ空気の新年の朝
ポストから年賀状の束を引き出し
冷たくなった手で一枚一枚年賀状を読んでいく中にその方の福々しい筆を見つけると
あぁ、新しい一年もきっと楽しくなるなぁ…と感じる。
いまや「年賀状の意味は生存証明のみ」などと言われてしまうこともあるが
こんな素敵な思いを一年の初日に抱かせてくれる年賀状は値千金だと思う。
感謝。

 

※東京都「アートにエールを!」サイトにて

【翡翠〜かわせみ〜】配信中!!

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今月の銀次くん。

縦縞じゃなくて横縞なので、ちょっとプリズン感が出にくいのですが
悪いことをしたあげく、牢屋に入れられてしまったような佇まいの銀次くん。
銀次くんなりに精一杯の悪人顔をして、やさぐれ漢(おとこ)の雰囲気を出そうとしています。

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そして

銀次くん的には超完璧に隠れているつもりらしいのですが
どうしてもどうしても長いしっぽだけ取り残されてしまう、可愛いかくれんぼ。

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花を買う。

まったく自慢できた話ではないが

私は植物が苦手だ。接し方が下手すぎて我ながらあきれる。

動物(犬猫)に対してのほぼ無駄なレベルの興味と向学心を
ちょっとでもいいから植物に向けられないものか、と
かりにも着物にたずさわる仕事をしている身としては常々思う。

そんな植物ダメダメ人間の私が
一年ほど前から
近所のお花屋さんで月に2、3度ほどの割合で花を買うようになった。

きっかけは昨年の早春。
商店街の小さなお花屋さんの前を通りかかった時に早咲きの桜が目にとまり
まだまだ十分に寒かったこともあって
その寒さの中の桜の佇まいにふと心惹かれて購入し、家に連れて帰った。
小さな枝3本ほどだったが
それから2、3日後の大雪の日にはその桜で雪見酒をしたりもした。
頑張って頑張って割と長く咲いてくれていた桜も散って
飾っていた花瓶が空になって
玄関スペースに花瓶だけを置いた時に
「なんだか寂しくなったなぁ…」と感じた。
重度の植物音痴の私としては不思議な感覚だった。

以来
我が家には四季折々、とまではいかないまでも
それなりになんとなくとぎれることなく
小さな花達がいてくれる生活になった。
犬猫に対しては何の照れもためらいもなく
「かわいいねー!えらいねー!かしこいねー!」という褒め言葉が(客観的に考えると)ちょっと(かなり)恥ずかしいオーバーアクションとともにいくらでも口をついて出るのに
花に対しては「かわいいなぁ」と思ってもなかなかそれを口に出しては言えない。
なぜだかイケナイコトをしているかのような照れくささがある。
それでもその折々に一生懸命(まさにこの「一生懸命」という言葉がぴったり!)咲いている花々を見ると
すごいねー、きれーだねー、とコソコソっとつぶやくようにはなってきた。
すると気のせいかもしれないが
その声に花が応えてくれて
より長く美しく咲いていよう、としてくれる(ように見える)。
犬猫ほどの直接的でわかりやすいコミュニケーションではないが
その控えめな強さや
迷いのない潔さを
いとおしく思ったり、カッコいいなぁ…と感じたり。
今までなかった感覚が自分の中に生まれてくる、というのは
新鮮でもあり
姿形(香りも!)の美しさ、可愛さ以外にも
折々の花々がさずけてくれるものは大きい、と思う。

そして今では
「花を飾る」「花を愛でる」前の段階の
「(自分や家族のための小さな)花を買う」というのが
植物音痴の私にとって
贅沢で楽しい時間となった。

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【翡翠〜かわせみ〜】の扇。

以前作った「翠の会」の夏扇。

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私のテーマカラーのグリーン地に
「翠の会」のロゴにもなっている翡翠が翔んでいます。
今回の創作自由市場での私の作品【翡翠〜かわせみ〜】で使った扇は
この夏扇のデザインを舞扇にうつしたもの。

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並べるとこれくらい大きさが違います。

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bluedesignのデザイナー・冨高和哉氏と
天保三年創業の扇屋さん・京扇堂さんhttps://www.kyosendo.co.jp/
にご協力いただきました。

 

※東京都「アートにエールを!」サイトにて

【翡翠〜かわせみ〜】配信中!!

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新年の銀次くん。

「おしょうがつ の ごちそう は ぼく」。

自分で折敷に乗りました。

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そして

 

写真を撮られながら寝てしまいました。

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亡くなった先代猫のハチくんとは血縁でもなんでもない銀次くんですが

生まれてから2年間、一度も「シャー💢💢」という威嚇声をあげたことがない、のんびりヘタれの甘えんぼう気質は、なんとなく次男坊のようで

私の中では

ハチくんは「ハチ兄ちゃん」、銀次くんは弟、みたいな位置づけになっています。

我が家に来たばかりの頃は、野良猫上がりにありがちなヘルペスウイルスとの戦いでひと月で6回も動物病院に通ったり

歌舞伎座舞台が間近にせまった日の夜中、突然「チェリーアイ」という症状が出て、あわてて動物病院の救急に駆け込んだり

いろんなことがあった(そしてハチくんの一生分の医療費をわずか半年で軽く凌駕してくれた(*_*)(*_*))銀次くんですが

今ではあれはなんだったんだろう…というくらい元気(すぎ)になりました。

ちょっとくらいイタズラで手がかかっても、このまま健やかで幸せでさえいてくれれば、飼い主としては言うことはありません(^o^)。

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※東京都「アートにエールを!」サイトにて

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稽古場。

今年もこの稽古場でたくさん汗を流そう。

コロナで予定していた舞台が延期や中止になってしまった昨年。

今もまだ緊急事態宣言下で先行きは不透明だが
何が起きても
どんな時でも
私の踊りの出発点はここだ。

粛々と、誠実に、稽古を重ねる。
ただそれだけ。

稽古場にはそこを使う者の精神が宿る、と思う。

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※東京都「アートにエールを!」サイトにて

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身体のオーナー。

踊りで長く酷使している膝や腰の具合を調整するために

2週間に1度のペースで理学療法士の先生のところに通っている。

その時の膝や腰の状態に合ったトレーニングメニューを先生に考えていただき

そのほとんどは自宅でもできるので、家でしっかり(?)自主トレをし

2週間ごとに先生のところに伺って状態を診ていただくのだが

その時によく

ヒトの(私の)身体の筋肉・骨・腱・関節等々の機能や動きについて

時には人体模型を使って説明してくださったりする。

先生のお話を聞いていると

踊りで美しい形を作るために

身体中のさまざまな機能がどのように影響し合いながら動いているのか

その驚くべき繊細さと複雑さに

今更ではあるが、改めて気付かされる。

その働きっぷりは健気でさえあり

まるでそれぞれの機能がそれぞれの場所で

自分の能力を充分に(または正しく)理解してほしいと、一生懸命主張したがっているようにも思えてくる。

よくも悪くもこれまでこの身体で踊ってきて

これからもこの身体とともに踊り続けていく。

健気な働き者の身体を愛おしみ、感謝しつつ

自分の身体の内なる主張に丁寧に耳を傾けられるオーナーでありたいとしみじみ思う。

 

※東京都「アートにエールを!」サイトにて

【翡翠〜かわせみ〜】配信中!!

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謹賀新年。

明けましておめでとうございます。

新居に越してから2回目のお正月。

我が家の新人・2代目猫の銀次君も元気に新年を迎えることができました。

ブラインドの影でウリ坊みたいになってますが…。

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今年も精進してまいります。

どうぞよろしくお願いいたします。

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翡翠〜かわせみ〜。

創作自由市場が東京都の「アートにエールを」プロジェクトに選出され

無観客公演ではありましたが

11月7日に開催することができました。

当日の舞台を映像編集して

本日より「アートにエールを」のサイトで配信されています。

URLはこちら。

↓↓↓↓↓

https://youtu.be/lX4ReS-RM1s

ぜひご視聴ください❗❗

 

さて、今回の私の作品タイトルは「翡翠〜かわせみ〜」です。

実は以前から

自分の名前でもっとも思い入れのある字(音)である「翠」をテーマにした作品を創りたい

と考えておりました。

ホームページにも書かせていただいてますが

「翠」はそれ自体「かわせみ」を表す文字です。

生命力と再生を意味するかわせみの艷やかなブルーグリーンの羽は

そのあまりの美しさから「飛ぶ宝石」と称されています。

私の芸名の「錦翠美」には

いつか自分もそんな迷いやにごりのない

生命力に満ちた

艶のある踊りが踊りたい

という思いが込められています。

現実はなかなか込めた思いどおりにはいきませんが

自分の原点は忘れずにいたいと思っています。

今回は「アートにエールを」からの時間制限があり

第二景のみのアップになります。

以下プログラムに掲載した

作品に寄せる私のコメントです。

↓↓↓↓↓

 

第28回創作自由市場

花柳錦翠美作品

「翡翠〜かわせみ〜」より 第二景【祈り】

月の降る夜

清流のほとりにどこからともなく一羽の翡翠(かわせみ)があらわれます

『飛ぶ宝石』と称されるその美しい羽は生命力と再生を意味し

翡翠はそれゆえ吉祥を告げる瑞鳥として

古代より神聖な役を担ってきました

月降りそそぎ

水面きらめく今宵

翡翠はその地に恵あれ・幸せあれと祈りながら舞い踊ります

今回は第一景【飛来】

第二景【祈り】

第三景【帰還】の中から

第二景【祈り】のシーンをおおくりします

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歌舞伎座。

来る7月29日・30二日間に渡って

花柳流二代目花柳壽輔五十回忌・三代目花柳壽輔十三回忌追善舞踊会が

歌舞伎座に於いて開催されます。

私は

30日夜の部3番

女流舞踊家6人による大和楽【河】に出演します。

ぜひご来場ください。

チケットお申込みはお問合せフォームより。

お問い合わせ

 

 

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明治神宮秋季例大祭・奉納舞踊。

11月2日、明治神宮秋季例大祭にて、長唄【外記猿】、を奉納させていただきました。

快晴の中、社殿の前に設けられた神前舞台で、神様に向かって踊らせていただく【外記猿】。

身の引き締まる思いと、ただただひたすらの感謝の念。

ますますの精進を誓った忘れられない一日となりました。

 

客殿をお借りして支度をしたのち、祝詞をあげていただくために社殿に移動。

客殿からお清めへ

玉串を奉納し、祝詞をあげていただいたのち、控室となる幔幕で囲まれたスペースで出番を待ちます。

アナウンスが入り、幔幕を出て、長いうすべり(花道)を歩いて神前舞台へ。

花道

花道・2

神前舞台の階段を上がり

階段

神様に礼をしたら、長唄の演奏が始まります。舞台下手にスタンバイ。劇場の舞台なら見えない部分です。

舞台袖スタンバイ

神様の御前、日の光と木々の緑の中で踊らせていただきました。

鞭・横向き

鞭・3

扇

四つ竹・アップ四つ竹・3

扇・2

劇場なら見えない、舞台後見座での表情。自分でも初めて見る自分の顔です。

後見座後見座・2

「稽古しよう。」「進めば進むだけ痛感する自分の未熟さを乗り越えるための近道はない。ただひたすらに稽古しよう。真摯に踊りと、自分と向き合おう。」

当たり前・今更のようなシンプルな気持ちが、胸を突き上げてきました。

 

すべてに感謝。

 

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明治神宮秋季例大祭・奉納舞踊。

11月2日、明治神宮秋季例大祭・第二日の儀において

奉納舞踊を踊らせていただきます。

11時30分くらいから本殿前特設神前舞台にて。

私は神様に向かって踊りますが、非公開ではないので、一般のお客様も神前舞台の周りから

観ることができます。

無料です。

気を引き締めて、謹んで務めさせていただきます。

ぜひおいでください。

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Sansan(株) CM・面識アリ2018~また上にやられた篇~がオンエア開始!!

日本舞踊指導としてお手伝いさせていただいだ

Sansan(株) CM・面識アリ2018~また上にやられた篇~がオンエア開始しました。

松重豊さんのセリフ「それさぁ、早く言ってよぉ~」でおなじみの、

クラウド名刺管理サービスSansan(株)のCM・新バージョンです。

ぜひご覧ください。

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明治神宮奉納舞踊。

11月2日、明治神宮秋季例大祭で、奉納舞踊を踊らせていただくことになりました。

神前舞台にてで午前11時過ぎ頃から。

気を引き締めて、謹んで務めさせていただこうと思っています。

参拝のお客様も観ることができます。散策がてらぜひ。

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カルメン終了。

報告がものすごく遅くなりましたが、公益社団法人日本舞踊協会主催の新作公演【カルメン】(於・国立劇場小劇場)、無事終了いたしました。

今回はイザベラという大役を勉強させていただきました。

未熟者ゆえの葛藤や壁にもたくさん遭遇しましたが、同時にそれに立ち向かっていく興奮(乗り越えられたかどうかはともかく)も感じることのできた公演でした。

そして、稽古初日の6月1日から千秋楽まで、どの瞬間を切り取っても、誰の顔を思い浮かべても、「感謝」の2文字しか出てこないような、そんな公演でもありました。

 

すべてのものに感謝。

その感謝の気持ちを、これからの自分の精進で少しでもお返しできるよう、心に誓って。

カルメン

 


カルメン・2

カルメン・写真

 

 

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【カルメン】。

6月22日、23日、24日、

日本舞踊協会主催の新作舞踊公演2018【カルメン】で

準主役のイザベラという大役をいただきました。於・国立劇場。

ぜひご来場ください。

8回公演、ダブルキャスト、私はルナ組。

チケットはお問合せフォームより。

↓↓

お問い合わせ

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年末。

舞台が続いた秋が終わり、年末までの1ヶ月
少し時間ができたので
まずは紅葉を見に深大寺へ行ってきました。
参拝をしてお蕎麦をいただいたあと神代植物公園へ。

笑顔

すすき

そして12月に入ってからは京都へ。
わけあって同志社大学にお邪魔し
その後某お寺の宿坊がプレオープンとのことで、泊めていただきました。
歴史ある佇まいを活かしながらもモダンで落ち着きのある造りで快適。
翌朝は敷地内のお寺を案内してもらいました。
もともとは薩摩藩のお屋敷だったものを、臨済宗のお寺にしたとのこと。
独特の造りをした茶室や雰囲気のある中庭は、外国からのお客様をおもてなしするのにも良さそうでした。

京都

京都・庭

12月後半にはクリスマス前のタイ・バンコクへ。
タイは二度目。
今回は川とともに生きるタイの人々と観光客でごったがえす水上マーケットに行ってみました。
舟と舟がぶつかり合いながらマーケットの中を移動していきます。

マーケット水上

船上

さらにマーケットの近くに象に乗ってジャングル(らしきところ)を散策させてくれる場所があり、そちらも体験してみました。
象が一歩歩くごとに前後左右に揺れてこわいのですが、でも楽しい!!
私たちの前の象さんに乗った観光客がたまたまペットボトルを落としてしまったのですが
私の象さんが長い鼻でそのボトルを拾い上げ、持ち主の元へ。
なーんて賢い!!

象

12月のタイは寒くもなく暑くもなく、とても過ごしやすい気候でした。

今年も1年いろんなことがあり、たくさんの人との出会いがありました。
その「いろんなこと」や「たくさんの出会い」に感謝し
自分なりに受け入れ、考え、ダイナミックに消化(昇華)して
人として少しでも成長していきたいとしみじみ思います。
今年のすべてに感謝。
来年も良い年に。
私にとっても皆様にとっても。

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創作自由市場。

月24日、座・高円寺にて

今年も創作自由市場を開催します。

今11回の私の作品は【ワット・マハータート】。

ワット・マハータート、というのは、タイ・アユタヤにある仏教寺院のことです。

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以前このブログでも書かせていただきましたが、昨年旅したタイでアユタヤ遺跡を訪ねました。

その光景は圧倒的で、何に対してか自分でもわかりませんが、自然に頭(こうべ)を垂れていました。

遺跡内に足を踏み入れてみると、広大な廃墟のあちこちに、戦争の折ビルマ軍によって首を切られ胴体だけになった仏像が並んでいました。

そしてその切り取られたまま放置された仏頭のひとつが、長い長い年月の経過の末、一本の大きな菩提樹に取り込まれていました。

前後にも左右にも傾くことなくまっすぐに前を向く仏頭と、それを深い懐で見守るような菩提樹が、たくさんの観光客の中、ただ静かにたたずんでいました。

この仏頭と菩提樹の佇まいを、戦争の悲惨さを物語るとする見方もあります。

が、菩提樹に抱かれ、嘆きも痛みもすべて飲み込んだような慈愛の微笑みを浮かべる仏頭を前にした時、私はあえてこの異様な風景を命の再生の象徴としてとらえました。

胴体を失ってもなお懸命に命の焔をともし続けた仏頭と、それを見守り続け、まるで転がった仏頭の顔を支え起こすかのように自らの身体に招き入れた菩提樹。

戦争云々の話を離れ、どんな状況でも消えることのなかった命への、一体と一本のまっすぐで優しい物語として作品を創りたいと思っています。

私が仏頭を、そして菩提樹の精役として花柳笹公さんに客演をお願いしました。美しく威厳のある異形(?)を素敵に演じてくれています。

6時30分開場、7時開演。ぜひご来場ください。

ポスター

 

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秋の舞台続々。

9月22日(金)

渋谷区文化総合センター大和田・伝承ホールにて

長唄【外記猿】を踊ります。

19時過ぎ頃の出演です。

10月8日(日)

銀座ブロッサム中央会館にて

長唄【雨の四季】を踊ります。

14時頃の出演です。

11月24日(金)

座・高円寺にて開催される創作自由市場に出品・出演します。

昨年訪れたタイ・アユタヤ遺跡で感じた空気を踊りにしたいと思っています。

ぜひご来場ください!!

詳細はお問合せフォームhttps://kinsuimi.com/contact/よりお尋ねください。

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本日公開!!【無限の住人】!!

三池崇史監督・木村拓哉さん主演の映画【無限の住人】、本日公開です!!

キャストとスタッフの皆様の、それぞれの卓越した才能が集結された、骨太で見応えのある素敵な作品です。

ぜひ劇場でご覧ください!!

微力ではありますが、私はクランクイン前、何人かの主要キャストの方に所作のお稽古をつけさせていただきました。

エンドロール「所作指導」のところで名前を見つけてくださいね!

 

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金曜赤坂座・夏の会。

6月9日に

金曜赤坂座で「鳥刺し」を踊ります。

今回は私と林流家元・林千永先生との二人会で

 

①錦翠美「鳥刺し」

②林千永「四君子」

③林千永・錦翠美「粟餅」

 

というプログラムになります。

ぜひご来場ください。

 

【金曜赤坂座・夏の会】

6月9日19時より

於・赤坂見附・黛アートサロン

入場料・2500円

【金曜赤坂座】は「日本舞踊ダンサーズネットワーク」という同人の活動のひとつです。
以下がホームページ。
↓↓
http://ndnet.jimdo.com/

いつもの国立劇場等ではなく
カジュアルなスタジオで
装置もなく
音楽も生演奏ではなく録音
衣装も自前でかつらも白塗りもなしで
お客様との至近距離で踊る、というもの。
「日本舞踊はハードルが高い」という意識を変えてもらうため入場料もあえて安く設定し
今まで日本舞踊と縁がなかった方にも気軽に日本舞踊を楽しんでいただこう、という狙いで立ち上げた、プロ集団による日本舞踊定期公演です。

チケットお申込みは花柳錦翠美ホームページ・お問合せフォームで受付けています。

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ブラジル紀行。

ブラジルに行ってきました。

羽田からフランス・シャルルドゴール空港経由でリオデジャネイロへ。シャルルドゴールまでが11時間、シャルルドゴールで5時間待って、そこからリオまでが11時間。さすがに地球の真裏は遠ーーーーいなぁぁぁぁぁと実感。しかもシャルルドゴールに着いたら、いきなりリオ行きの飛行機が8時間のディレイ!

シャルルドゴール空港

突然フランスに入国・1泊することに。人生発の花のパリ(古いか…)を満喫する暇もなく、翌朝早くに空港へとって返し、リオへ。時差調整のためにリオに着いてからの半日を空けていたのですが、ディレイのためその半日はスキップ…。滞在初日はタイトなスケジュールになりましたが、旅につきもののアクシデントもまた楽し、です(^o^)。

翌日、まずはランチにシュラスコをいただきました。

意外なくらいクセがなく、日本人にも(というか、好き嫌いの多い私にも)馴染みやすく、美味しいーーーー!!いろんな部位のお肉を持ったスタッフが各テーブルに入れ替わり立ち替わりサービスに来てくれます。食べたければ自分のトングでお肉の端を持ち、好みの量をその場で切ってもらいます。楽しい!!

シャラスコ

それにしてもブラジルの「大きさ」の定義がイマイチつかめない…。「少しでいいです」と注文するのですが、日本だとオシャレなレストランのオシャレなステーキの量くらいあるような…。スケールが違います。

スケールデカいと言えば、コルコバードのキリスト像!!

オリンピック中継でさんざん見て、「大きいなぁー」とは思っていましたが…。その足元まで行ってみて、なおビックリ!!大きすぎて遠近感の感覚がショートしそうでした。

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その後夕食まで少し時間があったので、ホテルの目の前のコパカバーナビーチを歩いてみました。

コパカバーナのビーチ

夜、サンバカーニバルへ!!

リオの人達は1年をこのために生きている、というのがよくわかりました。想像以上の、というか、想像しようもないスケール、エネルギー、魂の解放。

カーニバルの間、リオの町では音楽があちこちで鳴り響き、その音楽に合わせて皆が踊りだすのですが、一方でカーニバルに参加するチーム(なんと1チーム何千人、の規模です)の出し物に関しては、それぞれちゃんとテーマがあり、ストーリーがあるんですね。審査の課題も明確に、そして沢山ある、ということ。ただひたすら踊り狂うわけではないと、初めて知りました。

山車はほぼビルとしか思えない大きさ。

サンバカーニバル

サンバカーニバル

翌日、国内線でサンパウロへ。日本人がリオより多いとのこと。

そして行ってきました、イグアスの滝!!ボートツアーは滝に近すぎて何がなにやら。滝の裏側まで入っていくため、「ちょっと濡れます」どころではなく、滝つぼに投げ込まれたレベルのびしょ濡れで、あまりの飛沫に目なんて開けていられません。「ボートツアーは水着でどうぞ」の意味、ボート乗り場でガイドさんが「Have a nice shower !」と言って送り出してくれた意味を死ぬほど納得しました。ボートツアーののち、滝周りを歩き、ブラジル側からの景色を一望してみて、初めて滝の姿を確認できました。ここでも感じた超ド級のスケール感!!写真下に見える小さなボートで奥の滝の裏側まで行った、ということです…。そりゃ何がなにやら、になりますね。圧倒的な迫力でした。

イグアスの滝

昔、イグアス川の悪の神ムボイに生贄として差し出されそうになった村の娘が恋人とカヌーで逃げ、怒り狂った神は大蛇に姿を変えて二人を追いかけ、その怒りのあまりイグアスの川を引き裂いたそうです。幾重にも引き裂かれた川が滝になり、娘はその滝の岩に、恋人はヤシの木に姿を変えられたそう。この仕打ちに二人を可哀相に思った善の神が、よく晴れた日に滝に虹をかけ、岩と木の間を結ぶ、という伝説があり、その虹を見た人は幸せになる、とのこと。残念ながら、私達は虹どころかスコール一歩手前の雨に見舞われ、ロマンチックな伝説云々などぶっ飛びっぱなしでしたが…。が、そのサバイバル感満載のイグアスもまたワクワク(^o^)でした。

サバイバルイグアスツアーを終えて、再び国内線でサンパウロへ。

最終日はサンパウロ美術館に行ってみました。

ここではなんとすべての絵画を壁に展示するのではなく、天井から吊すようにして展示しています。つまり絵画の裏側も見られるのです。解説やアーティストの名前もすべて裏側に記されていました。かつ写真撮影自由(これは海外の美術館は多いそうですが)。           

サンパウロ美術館

モディリアーニの名画もこのとおり。  

モディリアーニ

モディリアーニそして、その前でしばらく身動きできなくなってしまうほど心を揺り動かされた絵画がありました。カンディド・ポルチナーリという画家の作品で「Dead Child」と「Northeastem Migrant」。タイトル通り、空前絶後の干ばつに苦しみ、移住を余儀なくされた移民達の悲痛や嘆きを独特のタッチで画いたもの。

カンディド・ポルチナーリ

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感動した、というより、目をそらせなくなってしまった、という感覚でした。どうやら20分ほどその絵の前で立ちすくんでいたそう。無調法者なので私は知りませんでしたが、ブラジルでは教科書に作品が掲載される画家だそうです。

あっという間、だけど濃かったブラジルの旅。今まで馴染んできたり見知ってきたりした感覚とはまったく違うものがどんどん心や身体に入ってきて、新鮮な驚きの連続でした。

帰りもサンパウロ→フランス→東京。ディレイもなく、順調に羽田に着きました。シャルルドゴール・羽田間を強引に眠り、しっかり時差調査したつもりでしたが、恐るべし、地球の真裏のジェットラグ…。やっぱり完全復帰まで4、5日かかりました。

結論・地球は広い!!

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ハチのこと。

昨夜またハチの夢を見た。

ハチは亡くなってから、よく夢で会いにきてくれる。

「会いにきてくれた」という表現を使いたくなるほど

(7キロ近くもあった)ズシッとしたハチの重みや、毛並みの柔らかさ、ピンクと黒の鼻の湿り具合いや、ネコ独特の肉球の匂いまで、夢の中で感じている。

ただひとつ、お世辞にも「鈴を転がすような」とは言えなかった、ハチの野太い鳴き声だけは聞こえない。

なぜかずっとミュートがかかったままだ。

そして私はいつも夢の中で「ああ、また会えたね、ハチ」と思っている。

で、昨夜の夢の話。

夢の中で私はふと目覚める。枕元にはハチがいて、確かにハチなのだが、うんと若いころのハチだ。まだほっそりとして、子どものころの面影が残っているような顔。

すると、足元でなにやらゴソゴソする。「なんだろう??」と思って布団をめくると、小さなペット用のベッドに、黒白カラーの赤ちゃんネコが8匹ほどギュウギュウ詰めになっていた。

「ハチの子供たちだ!」と思い、その中の1匹を抱くのだが、そこでハタとハチは去勢していた、と気づく。「あれ?ハチ、ハチはお嫁さんもらっても子どもはできないんじゃなかったっけ?」と、ハチに問いかけようとするあたりで本当に目が覚めた。

そして目覚めたのち、「あ!だからハチはうんと若いころのハチの姿だったのかな?まだ去勢する前のハチだったのかな?それならお父さんになれるもんね!」と、なんとも妙な納得をしてしまった。

ハチが逝ってしまってからしばらくの間、ハチの夢を見た朝は、恥ずかしながら目覚めたとたん号泣する、ということが何度もあった。

今でもハチのことを想うとはからずもポロポロと涙が出てきてしまうことがある。

ハチがいない、という現実に、もう二度と会えないという現実に、永遠に解けない疑問をかかえこんでしまったような、メビウスの環を歩き続けているような、どうしようもない息苦しさに見舞われたりもする。

が、最近

時が経って

私の中でのハチへの想いが少し変わったように思う。

会いたい、会いたい、でも絶対に会えない、という現実と向き合う苦しさは変わらないし、むしろ時が経てば経つほどその苦しさは増すのだが

それと比例するようにして、私の中で何か、口で説明できないような、感情というか感触というか、心の温度みたいなものが生まれつつあるように思う。

苦しさが深くなればなるほど、心の温度は上がっているような。

うまい表現が見つからないが、あえて言うなら「ハチがくれたもの」の大きさ、深さを、胸の奥でただひたすら感じている、というか。

いつかそれをうまく受けとめられる日がくるのかもしれないが、今はうれしいのか哀しいのか、痛いのか心地いいのかわからないまま、ただただ感じることしかできない。

が、ハチがいなくなったばかりのころにはなかった何かが、確実に私の中に息づいたようには思う。

最近よく、ハチという生き物はなんだったんだろう…と考える。

もちろん骨と肉があって内蔵があって血が流れていたただのネコという動物だった、ということくらいはわかっているのだが

時々

ハチは、骨や肉なんかじゃなくて、何か違うものでできてたんじゃないかな、

あの小さな身体(ネコにしてはデカかったけど)で、ハチは何をどれくらい抱えて私のところにきてくれたんだろう…と

何か不思議な生き物を見るような想いでハチのことを考える。

私は今でも一日に何度も「ハチ、愛してるよ、大好きだよ」とつぶやいている。

ペット相手に、そんな赤面もの、かつツッコミどころ満載のような言葉を大まじめにつぶやく私のことを、神様のもとで思い出しもしないくらいハチが幸せだといいなぁ、と心から思う。

1年前の明日はハチが旅立った日。

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韓国公演リポート。

ものすごーーーーく遅くなりましたが、韓国公演リポートです。

11月16日~20日、韓国ソウルで開催されたインターナショナル・デュオ・ダンス・フェスティバルに出演させていただきました。

とにもかくにも今回の韓国の街のイメージは紅葉と落ち葉!!

ホテルから劇場までは毎日大学通りを歩いて通えたのですが

その道すがらの風景は朱と黄の街路樹と、大量の落ち葉を掃く人々。

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劇場までの道が、どこもかしこもとにかく秋・秋・秋!

dsc_0727日曜日は大学の受験日だったらしく、通りが学生で混みあっていました。

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今回は白塗り・鬘ではなく頭に「ユライ」というかぶりものをつけ、細い帯を腰に締めてます。

img_20161128_173205楽しい一週間でした!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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創作自由市場を終えて。

かなり遅くなりましたが(>_<)、創作自由市場が無事終了しました。

今回は2010年に創った作品【月を盗んだ鬼】を再演させていただきました。ご来場くださった皆様、本当にありがとうございました。

未熟ながらも何度も何度もいろんな作品を創ってきて(と言ってもまだまだ浅い年月でしかありませんが)、今回改めて強く感じたことがいくつかありました。

そのうちのひとつが、当たり前と言えば当たり前のことではありますが、「自分の創った作品を大切に思い、愛していくことの大変さと楽しさ」でした。

【月を盗んだ鬼】での、女の紅いアザはどこからヒントを得たのか、という質問をたくさんいただきましたが、どこからでもなく、「女の抱える心の闇の具象として最もシンボリックなもの」を考えていく過程での、ふとした発想でした。

その闇を抱える女を『演じること』に徹底してこだわり抜こう、として創った作品でした。

今回の稽古期間中、その女を通して踊ると、たった一回でいろんな意味でかなり疲弊してしまい、そのうち自分の作品でありながら作品そのものが手に負えない生き物のように思えてきて、本番まで作品と(なのか、その女となのか?)向き合ってただただボーッと座っている、ということが何度もありました。

これは初演ではなかったことであり、再演だからこそ感じたこと、気づいたことのひとつでした。

もちろん、単純に私自身の未熟さ故での現象、とは思います。

が、どんな稚拙な作品であっても、作品はやはり息をしている生き物であるようにも思うのです。

今回は、その生き物を愛し・育てていくことの大変さ、難しさ、そして若干の楽しさを強く感じた公演だったように思います。

いまさらのような話になってしまいましたが、自分なりにいろいろ考え、感じたことを今後の作品創りに生かせればいいなぁ、と思っています。

そして韓国公演もおかげさまで無事終了しました。

韓国での様子も近々アップさせていただきます!

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韓国公演。

11月9日から12月4日まで

韓国・ソウルで開催される

<インターナショナル ダンス ネットワーク イン ソウル & 2016 デュオ フェスティバル インターナショナル>
< INTERNATIONAL DANCE NETWORK in SEOUL(IDANS) & 2016 DUO FESTIVAL INTERNATIONAL >

に出演させていただきます。

各国の二人立ちのダンスを観ていただくダンスフェスティバルで

日本舞踊は私と花柳笹公さんの二人で、11月16日~11月20日までの出演です。

The Korean Dance & Arts Centre Corp (KDAC)  主催

STUDIO SK  :sungkyunkuwan ro 15-10, Jongno-gu, Seoul  にて。 

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タイ・バンコク。

微笑みの国タイ・バンコクに行ってきました。

ホテルから見えるバンコクの中心街。

dsc_0593チャオプラヤ川。肥沃な土をタイに運んだ川。でも時にタイの街に洪水をもたらす川。

人間にとって都合のいいことも都合の悪いことも、同時に内包しながら滔々と流れる川と、

その川と共存しているタイの人々。

スケールの大きさを感じます。

%e5%b7%9dアユタヤ遺跡。圧倒的。何に対してか自分でもわかりませんが、自然に頭(こうべ)を垂れていました。

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%e3%82%a2%e3%83%a6%e3%82%bf%e3%83%a4%e9%81%ba%e8%b7%a1戦の折り、ビルマによってくびを切られた仏像が並びます。%ef%bc%91%e4%bb%8f%e5%83%8f

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そしてその切り取られた仏頭のひとつが、木に取り込まれていました。img_0923移動中、雨季のスコールの洗礼。大渋滞でしたが、それはそれでタイを感じることができました。

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短い滞在でしたが、いろんな意味で心を揺り動かされる旅となりました。

それにしてもタイの英語は私程度の英語力ではなかなかわかりづらい(T_T)!!

もっと勉強しなきゃ・・。

 

 

 

 

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