2007年 6月 の投稿一覧

お別れ。

家元先生のご本葬。
お別れを申し上げてきました。
梅雨を忘れてしまったかのような強い日差しが
本願寺を照りつけた一日。

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madamとお食事。

65cf1f4d.jpg今日はこのブログにたまにコメントを寄せてくださるmadamとお食事をご一緒させていただきました
〈華やか〉という形容詞はこの人のためにこそある、と断言できる程
madamがそこにいるだけでバァーっとまわりが明るくなります。
同じ女性としてかくありたい、と思ってしまう
私の目標とする先輩です

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Sさん、リサイタル間近。

ポール・ニューマンだったか誰だったか
部屋のドアを開けるシーンの撮影で
ポケットからキーを取出し鍵穴に差し込む際
あえて利き腕ではないほうの手を使ったそうな。
おぼつかないほうの手で繊細な作業をするというのは
たまらなくセクシーに見えるから、ということらしいが
わかるような気がする。

さてお弟子さんのSさんは
最近この〈利き腕じゃないほうの手〉を使う振りに苦労しているようである
日本舞踊の場合は
〈おぼつかなさがセクシー〉などとは言ってもらえないのだから
稽古あるのみ、だろう
ところでSさんは芸大出身の声楽家
もうすぐ初のリサイタルを開催することになっている。
普段はどちらかというと物静かで落ち着いた雰囲気のある人で
会話する声も決して大きくはない(が、内容はやたら面白い。余談だが。)。
この人のどこにオーケストラピットを突き抜けて客席までストレートに響いてくるあの声量が秘められているのだろう・・と思ってしまう。
私はリサイタル当日どうしても都合がつかず
まったくもって残念ながら伺うことができないのだが
S
さんのことだから
きっときっとお客様の心に届く素敵なリサイタルにするにちがいない。
Sさん、どうぞ体調を万全に整えてがんばってくださいね
そして自らもリサイタルを楽しんできてください

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吹き替え。

友人が映画の主人公の吹き替えをやったと聞きさっそく観てみました
彼が吹き替えをやっていると知らなければ(いや知ってても)絶対にその友人の声とはわからない。
声をツールにしてさまざまな感情表現をするのが声優さんなのでしょうが
本当にすごいなぁと改めて思ってしまいました。
私達舞踊家にとっては
声優さんでいうところの《声》に相当するものが《踊り》なのですが
その《踊り》を思いのまま使いこなして(?)
各演目に描かれたさまざまな登場人物のさまざまな人生を生きることができたら
めちゃめちゃ楽しいんですが
未熟者の私にはこれがなかなか難しい・・
ちなみにその映画のタイトルは〈デス・パズル〉。
主人公の刑事の声が友人のもの。
新作コーナーに並んでます。ビデオ屋さんで捜してみてください

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ゲスト。

27e6e10f.jpg以前お稽古にいらしてて
今は結婚して大阪にお住まいのYさんが
生後10ヵ月の坊やを連れて
久々に稽古場に遊びにいらっしゃいました
坊やのH君はイケメンでかつ人見知りしないタイプ
もう可愛くて可愛くて
私はデレデレのメロメロ
(一緒に写真に写っている)お弟子さんのKさんとYさんに
《先生、そろそろ冷静になって、お稽古モードに戻ってくださいね。》と言われて
やっと我にかえりました

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梅雨入り。

今日関東も梅雨入り
気象庁の宣言どおり朝から雨が降り続いている。

CDもラジオもテレビも
音の出るものはすべて消して
雨の音に耳をかたむけてみる。
少し寂しげな暖かみと落ち着きで満たされていく。

私は傘を持ち歩くのがうっとうしくてしかたがないと思っているので
朝起きて雨模様だったりすると本当にがっかりしてしまうのだが
雨そのものが嫌いなわけでは決してない。

在宅している時の雨はなんとも心地いい。

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あじさい。

93cb9e9f.jpgあじさいが満開。
おおぶりの手鞠のようなまあるい花をあちこちで見かける。

子供時代を過ごした実家に
あじさいが群生していたのを思い出す。
小学校時代一番仲がよかったお友達が花好きで
彼女は教室の花瓶の花が枯れると
自宅の庭に咲く四季折々の花を切って持ってきた。
そして花瓶の水をかえたり根きりをしたり・・と実にマメにその花の世話をしながら
朝のホームルーム前の時間を楽しそうに過ごしていた。
私はかたわらでそんな彼女を見ながら
なんて女の子らしい女の子なんだろう・・と子供ながらしみじみ思っていた。
私の実家の庭では
父の趣味であるサボテンがハバをきかせていて
冬の昼下がりにはその中に入ってポカポカに暖まりながら読書をすることができたサボテン用の温室が
庭の半分以上を占めていた。
キンシャチと呼ばれる私の頭の2倍以上はある大きなサボテンを
わざわざ遠方から鑑賞に来る客人もいたように記憶している。
あとは桜や松といった樹木で庭はほぼ満杯になっていて
花々が咲いていられるスペースはあまりなかったように思う。
そんな中
毎年初夏の頃に
なると庭の隅のほうで唯一あじさいが元気に主張していた。
ある日母に頼んでそのあじさいを切ってもらい
新聞紙につつんで学校に持っていった。
お友達とそのあじさいを花瓶にいけながら
なんとなく自分も女の子らしい女の子になれた気がしてうれしかった。

あじさいを見ると
花瓶が置かれていた教室の窓辺や
雨に潤った実家の庭を思い出す。

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ハチのワードローブ。

犬ネコに洋服を着せたり靴を履かせたりするのはいかがなものか、という話で知人と盛り上がった。
私もその知人も基本的には反対派だ。
で、笑ってしまったのが
〈犬ネコはほっといたって(毛が抜けたりはえたりすることで)自分でちゃんと衣替えするんだから~。〉という知人の言葉。
そうか、犬ネコのあのイデタチは人間でいうところの裸だと思ってたけど
あれはヤツラなりのコスチュームだったのか・・
で、デザインやカラーこそ替わらないものの
ちゃんと季節ごとに
厚手、薄手、合いものと着替えているわけだ。
ということはハチは飼い主に似てモノトーン好き、ということで
ヤツのクローゼットには厚さの違う白黒の服がどっさり入っているにちがいない。
で、隅の方にはチビの頃に着ていた小さいサイズの服がまとめて置かれてたりするのだろう。
さらに言えば
クローンでもないかぎりまったく同じ模様の犬ネコというのはまずいない。
ということはヤツラは皆世界に一枚しかない自分だけのオーダーメイド服を着ていることになる。
しかも人間であれば痩せたり太ったりするたびに
ちょっとウエストがきつかったりゆるかったり、の服を着ていることもあるが
ヤツラはいつどんな時でもジャストフィット
見上げたものだ
もっともハチの場合は
いつもいつもジャストフィットの服を用意するのがめんどくさいのか
成猫になって以来常に5キロの体重を維持しているが。
最近体重オーバー気味で
微妙に着物の袖が短くなった(二の腕や背中に少しでも脂肪がつくと袖がその分とられるんですよ~)ように感じる飼い主のほうが
見習わなきゃね・・

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迷子。

何かからいつもはぐれてしまっている気がする。
子供のころからずっとあるこの感覚。

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