お稽古の合間
お弟子さん達と《一人〇〇》はどこまで行けるか、という話で盛り上がった。
するとAさんやSさんは
その可愛い風貌からはおよそ想像できないのだが
《一人立ち食いそば屋》《一人牛丼屋》はもとより、《一人焼き肉屋》
さらにAさんに至っては
《一人カラオケ》まで経験済み、ということだった。
もちろん彼女達は友達もいない偏屈な人、というわけでは決してなく
むしろその逆で
美しくて聡明なうえに
十分な社交性も持ち合わせているとても魅力的なタイプだ。
ただ行きたい、と思ったら即行く、という主義なようで
かく言う私も
どちらかといえば群れて行動するのが好きなタイプではなく
映画やコンサートなども
ものによってはあえて一人で行くことにこだわることがあるくらいなので
よく理解はできるのだが
さすがに《一人焼き肉屋》《一人カラオケ》はやったことがなく
最近の若い女性ってすごいなぁ・・と妙に感心してしまった。

ところで今日は朝からバタバタで
昼食をとりそびれてしまった。
夕方のラッシュアワーで混み始めた渋谷駅で
私鉄に乗り換えるまで15分程あったので
目の前にあった駅構内の立ち食いそば屋と普通のおそば屋さんが合体したような店に入ってみた。
テーブル席のほうに女性客が多いこともあってあまり抵抗もなく
なにより空腹で
待たずに食べられる、というのがありがたかった。
さて肝心のそばの味だが
半分立ち食いのわりには(?)まずくはなかったように思う・・。
なぜこんな曖昧な言い方になるかというと
そのおそば屋さんの向かいがベルギーワッフル屋さんで
ワッフルの焼ける甘い匂いがおそば屋さんの中にも立ち込めていたからだ。
ワッフルの匂いにつつまれながら日本そばを食べる、というのは何かフニオチナイ感覚で
おそばの匂いもワッフルの匂いもどちらも大好きではあるが
なんだか何を食べたのかわからないまま店を出てきてしまった。
当たり前のことではあるが
おいしい、またはまずい、という感覚は
味覚のみならず
視覚や嗅覚が備わって初めてクリアになるものだな、と改めて思った。
私鉄に乗り込む頃
なぜかちょっとだけ損をしたような気分になった。

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