2011年 4月 の投稿一覧

錦会。

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国立劇場大劇場で『錦会』がありました。
三番目の演目が「菊づくし」だったのですが
今ちょうど子供教室でお稽古をしているのが「菊づくし」なので
AちゃんとSちゃんも勉強のために国立劇場に駆け付けました。
偉いぞ~(^o^)。

お馴染み錦吾先生のお孫ちゃんのHちゃんも先生の踊られた「京人形」を拝見しにきてました。
今日はちょっとおしゃれしてます。

ところでこのたび錦吾先生が
長年の功績を認められ、東京新聞より日本舞踊奨励賞を受賞されました。
おめでとうございます!!
4月28日付けの東京新聞に記事も掲載されてます!!

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放映日お知らせ。

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2月に三日間にわたって国立劇場大劇場で開催された日本舞踊協会本公演の中から
私も出演させていただいた初日キリの演目【吉原草紙】が
4月29日(金)22時15分~22時58分、NHK教育「にっぽんの芸能・芸能百花繚乱」という番組で放映されます。
【吉原草紙】は『鞘当』『女伊達』『かむろ』『俄獅子』の四つの演目で構成されている江戸吉原の風物を描いた全体で40分程の作品です。
私は最後の『俄獅子』の手古舞で出演させていただきました。
六人の群舞ですが、番組の尺の都合上カットされなければ私とわかってもらえるかな~?
まぁ私はともかく
年に一度の日本舞踊協会本公演とは
「現在の日本舞踊界を代表する舞踊家による、流派を超えた三日間の競演・昭和31年の第一回公演より今日まで五十余回の実績を重ね、日本舞踊界最大の規模と水準を誇っています。」と銘打たれた公演です。
若輩者の私にとってはもっとも緊張し、また勉強させていただく舞台でもあります。
本当に私はともかく、日本舞踊界を代表する第一線の先生方の舞台ですから、そういう意味でもぜひご覧くださいね!!
ちなみに以前も掲載しましたが
手古舞のお支度はこんなの。
吉原の芸者が男の扮装をして、年に一度のお祭りで踊っている、という設定です。

NHK教育テレビ「にっぽんのの芸能・芸能百花繚乱」
【吉原草紙】放送日時
2011年4月29日22時15分~22時58分
再放送
2011年5月2日5時15分~5時58分

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雨も楽し。

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お稽古の帰り
お馴染み錦吾先生のお孫ちゃんのHちゃんが近くのコンビニまでお買い物に行くというので
お供をさせてもらいました。
今日のHちゃんは水玉のレインコートにカエルの傘。
どうしてこういちいち可愛いんでしょうね~。
大きな葉っぱを傘にして森に住んでいるちっちゃな妖精を思い出してしまいました。

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手。

震災後『忘れないでください。あなたの手で伝えられることがきっとあります。』というコピーとともに流れているAC広告がある。
いたく共感する。
随分前にこのブログでも書いたが
私は大好きな人(同性のお友達は恥ずかしくて無理だが)、心から愛おしいと思う人・子供・動物と手をつなぐのが好きだ。
何かの回線のように
繋がれた手を伝わって
どれほど愛してるか
どれほど感謝してるか
どれほど守ってあげたいと思っているか
そんなものの行き来が自由になるのが
嬉しくて仕方ないからだ。

手は大胆で圧倒的な感情から
微妙でごくごく繊細な気持ちまでも伝えることができる
不思議なツールだと思う。

もう20年近く前
地方の仕事先で母の危篤を知った。
その仕事で私は何かと怖いことで有名(?)なある先輩とタッグを組まされていて
なんとか仕事はうまくやっているものの
その先輩の噂どおりの強引さにすっかり臆してしまって
一旦舞台を降りてしまうと
決して円滑なコミュニケーションがとれている、とは言えない状態だった。
が、母の知らせを聞き茫然自失の私の様子を見た時
その先輩は何も言わず
ただただ私の背中を優しくさすってくれた。
そうしてしばらくして
少し私が落ち着いた頃
さする手はそのままに
『大丈夫、大丈夫だから。絶対お母さん待っててくれるから。』と言ってくれた。
その言葉どおり
私が駆け付けた後母は一旦持ち直したのだが
あの時の先輩の手の暖かさは今でも忘れられない。
『ゾッとする』という表現は何となく背中に感じるうすら寒さのように思うが
物理的・具体的な冷たさ以外のものを感じ取ることができる背中に対して
暖かい何かを発信できるのが手なのかもしれない、と思う。

毎度お馴染み飼い主バカの話で申し訳ないが
私はハチの頭を暇さえあれば撫でてしまう。
単純に撫でられているハチの様子が可愛い、ということもあるが
なんだが撫でれば撫でるほど
ハチの心の(命の?)温度が上がるようなイメージもあるからだ。

よく『私、手フェチなんです』という人がいるが
実は私もそう。
異性のまずどこに目がいきますか?と聞かれると
迷わず『手』と答える。
理由は『なんとなく色気を感じるから』という、ありがちな答えだが
ふと
手から伝わってくるもの・手から想像できる『その人』は
もしかして私が考えているよりもはるかにたくさんあり、深いものなのかもしれない、と思う。

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三人娘。

d06c5560.jpg本日の子供教室のお稽古終了後
着替える前に
次回から(?)お稽古する曲の最後のポーズだけやってみたところ
あまりに可愛くて
付き添いのご父兄や
助手で来てもらっている私の弟子のTさんなど
大人達の撮影会になっちゃいました。

こういう感じにしたら可愛いだろうな、と思って振付したのですが
実際に子供達にやってもらったら
思ってた以上にべらぼーに可愛くて
私や若菜先生含め
大人達はちょっとメロメロでした。

暖かくなってきたこの頃
以前より集中力がついてきた子供達は
いい汗をかきながら元気にお稽古に励んでました!

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白黒卵・2。

ab9291eb.jpg同じような模様をした同じような大きさの猫ちゃんが
同じような姿勢で同じ方向を向いて雨宿りをしていました。

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余震。

大きな余震が続いている。
地震から四日後にやっと生存確認がとれた被災地区在住の友人や
法医学の医者として現地に入った知人から
マスコミでは報道できない被災地の模様を聞く。
二時災害的な影響が生活や仕事のいろんなところに出てはいるものの
計画停電該当地区にも入らず
ライフラインが途絶えることなくとりあえず普段通りに暮らしているのだから
贅沢を言っている場合じゃない、と本当にしみじみ思う。
そんな中でちょっとまいっているのが車酔いのような体調の悪さ。
余震のせいなのか
なんとなく軽い車酔いをした時のような気持ちの悪さが続いている。
医者に行くほどではなく
とるにたらない程度のものだが
もともと眠りが浅いのに加えてさらにうまく睡眠がとれない日が多くなった。
福島原発は今日レベル7に引き上げられた。
恵まれた環境内に居る、と言える都内在住の私ですらこうだ。
被災地の方々の苦痛ははかりしれない。

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役に立ってます。

6f23a93f.jpg盲導犬とか聴導犬とか災害救助犬とか麻薬探知犬とか
人間のよき友・よき相棒としてのみならず
人を助け、人の役に立ってくれるのが
よく訓練された優秀な犬達だ。

さて猫は言うと
どれほど賢くてもその知能を人のために使おう、などという健気な気持ちはサラサラなく
視覚障害者のために手を引くこともなければ
奴らの一番のセールスポイントである、抜群の聴覚ですら
自分のため以外に使おうなどとは夢にも考えてない。

つまり基本『猫は役に立たない』。
何かの本で読んだが
『猫は可愛いのが仕事』とのことだが
全くその通りだと思う。

ところで
地震以来エアコンの使用を控え
そのかわり身体を冷やさないように厚着をして過ごしている。
凍えるように寒い中、毛布を譲り合って頑張っている被災者やボランティアの方達のことを考えると
申し訳ないくらいの節電だが
そんな中
以外と役に立ってくれているのがハチ。
どうしても寒いな、と感じる時はとにかくハチを抱く。
猫は体の中で内臓を移動させられるので
どんなふうに抱いたってその時その時の形にピッタリ寄り添ってくれる。
しかもうちのハチはデカい、そして長い!!
限りなく柔らかい巨大なホッカイロ、みたいなものだ。

身体暖房猫、即熱式ジャイアント湯たんぽ猫・・どれも盲導犬や聴導犬に比べると
見劣りする名前だが
とりあえず
『猫も(たまには)役に立つ』!!

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『100万回のI love you』。

32fcc340.jpg車か何か(?)のCMで流れているのを聞いて一瞬で好きになり
即CDを買いに走ったRakeの『100万回のI love you』。
いい曲ですね~。
ものすごくシンプルでストレートな愛に溢れてて
なんだかまぶしくなっちゃいます。

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うまく生きてる。

大丈夫

うまく生きてる。

バレずに

首尾よく

おりこうに。

野良猫並の賢明さで。

大事なのは自分、と

ちゃんとわかっていて

ふわふわといい加減で融合しながら

うまくやってる。

たいした覚悟もなく

しかめっつらをしているのは

一人だけ。

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チビAちゃん。

ee598f59.jpg子供教室にチビAちゃんが入ってきました。
この春からピカピカの一年生です。
四つお姉さんのSちゃんとAちゃんが
チビAちゃんのちっちゃな浴衣を着せ、帯を結んでくれました!
まだまだちっちゃいと思っていたAちゃんとSちゃんが
いつの間にか年下の子のお世話をする頼もしい先輩になってました。
子供達の成長って本当にすごいっっ!!

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マニュアル時代。

心がない、と言うか、とおりいっぺんと言うか、融通がきかないと言うか
マニュアルでしか対応できない、あるいはしない人(例えばお役所仕事)にイライラさせられることがままあるが
先日TSUTAYAに並ぶ洋画のタイトルを見ていて
今はまさにマニュアル時代なんだなぁ~としみじみ思った。
『10日間で上手に男をふる方法』、『新しい人生のはじめかた』、『2日間で上手に彼女になる方法』、『忘れた恋のはじめかた』、『幸せになるための恋のレシピ』、『賢く生きる恋のレシピ』等など・・。
もちろん原題は違うから、邦題をつける際に日本人が受け入れやすいタイトルを探すのだろうが
これだけ『○○のやり方・作り方』というタイトルが並ぶということは
やっぱり今はマニュアルチックなものがもてはやされる時代なのかな~と思う。
マニュアル本は便利なものだが
いつの間にか【利用する】から【たよりきってがんじがらめになっ】ているパターンの何と多いことか。
かくいう私も料理本をはじめマニュアルものをガンガン利用しているほうだが
元来めんどくさがりで意思の弱い私など
利便性をうまく使いこなしているつもりが
気がつくとすっかり取り込まれていた、というふうになりかねない。
人から人へ、現場から生のまま、という伝達しかありえなかった時代から
いろんな情報手段が発達した今の時代では
ものごとへの考え方やとりくみ方が変化するのは当然で
決して悪いことではないのだが
問題はそのマニュアルものとの付き合い方なのだろう。
そのうち『マニュアル本との付き合い方』、『マニュアルをうまく人生に取り入れるには』というマニュアルものが出るかもしれない。

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