2011年 12月 の投稿一覧

カプッ!

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『本人の写真があきれるほど少ないブログ』とよく言われる。
確かに私はあまり自分の写真を掲載しない。
舞台での写真はともかく
ハイ、チーズ!(古い・・)で撮った時など
おっそろしく写真写りが悪く、自分が期待するほどの写真がめったにない、ということもあるが(ま、現実を見据えればさして期待もできないのだが・・)
無理して笑っている私のいっぱいいっぱいの写真より
ブログに載せたくなるような、もっともっと楽しい写真がある、というのが
一番単純明快な理由だろうか。
例えばこれ。
先日の『ハチの豆しぼり』がやたら評判だったので
またまたやってしまった『ハチのなんとなくエノキダケ』。
ハチの頭の丸みと細さが、エノキダケの笠のところに見えないだろうか?
『若干虐待』という気もしなくもないが・・(^_^;)。

写真といえば
無類の動物好き、の私は
人様から猫や犬の写真付きカードやグッズをよくいただく。
とても嬉しいのだが
実はその写真が可愛ければ可愛いほど逆にフラストレーションがたまっていく、というややこしい事実もある。
ペットショップや動物ものの映画もそうで
行きたくて見たくてしょうがないし
行ったら行ったで楽しくて仕方ないのだが
そのうちだんだんストレスのかたまりになっていく。
『可愛いくてたまらないのに触れない』というのが我慢できないのだ。
ドン引きされるのを覚悟で言うが
私は(少なくとも動物に限って言えば)『可愛い』という感情は、五感全てで味わって初めて完全に満足するもの、と思っている。
もちろんあくまで『私の場合は』だが。
見て可愛い(視覚)、声を聞いて可愛い(聴覚)、(動物を飼っている方ならご理解いただけると思うのだが)その個体の匂いすら可愛い(臭覚)、抱っこして触れ合って可愛い(触覚)、というふうに。
これが途中の見て可愛い、とか聞いて可愛い、止まりだと
触れ合って一緒に遊べないことでストレスがたまり、ソワソワしてしまうのだ。
ちょっとでもいいから触りたぁぁぁぁい、という
なんだかどこかの危ないオジサンみたいな心境になってしまう。
これって私だけなのだろうか?

ところで五感、というとあとひとつ『味覚』が残っている。
よく「食べちゃいたいくらい可愛い」と言うが
とてもよく解る。
ここからは本当に本当によくドン引きされるのだが
私はその対象があまりにも可愛いと
なんだかなんだか
本当にちょっとかじっちゃいたくなるのだ。
で、よくハチのことも
カプッ!と噛んだりするのだが
これが他人からするとカプッ!どころかガブリッ!に見えるらしく
やっぱり『若干虐待』はあるようで(^_^;)・・。

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足を引きずりながら駆け寄ってくるあの子。

君が一番望んでいるものを
今の私はあげられない。

自己満足スレスレの陳腐な同情しか
あげられない。

君のまっすぐで疑う術すら知らない甘えが
胸に突き刺さって痛いけど

君の聞き分けのいいあきらめは
もっともっと痛い。

もう少しだけ頑張って。
もう少しだけ待ってて。

きっときっと
絶対に君を
幸せにするから。

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サンブルッケ??

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この一年で心も身体もうんと成長した三人娘、今日はなんとなくモノトーンのコーディネイトですね~。

ところで今子供達の間で流行っているのが『サンブルッケ』という言葉(どうやら造語らしい)。
皆はそれぞれ違う民族で
それぞれの民族はその民族独自の言葉しか使ってはいけないのですが
Aちゃんの民族は他民族の言葉をひとつだけ使ってもいいという法律(?)があるので
Sちゃんの民族の言葉である『サンブルッケ』を話すことができて
つまり『サンブルッケ』はSちゃんとAちゃんの唯一の共通の言葉になる、ということみたいです。
で、この『サンブルッケ』には主題歌も踊りもあるそうで
今日のお稽古の最後に
ちびAちゃんも入れて3人で楽しそうに披露してくれました。
子供の創造というのは
本当にフリーですね。
理屈や論理にとらわれない、だからほとんど荒唐無稽に思えるのだけど、不思議と細部に至るまでツジツマはあっている。
だから面白いんですかね~。

『子供教室』を始めて一年、三人娘には驚かされたり、感心させられたり・・。
楽しい日曜日でした。

皆来年も身体に気をつけてがんばろうね!!

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わかるけど。

9a4fb765.jpg昼休みにランチを買いに行った店で
『人見知りなあなた、セレクトランチがセルフですよ』という看板を見つけた。
「これください」などという会話をしなくてすみますよ、という意味だろうか?

なんだかな~・・。

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清々しい。

友人の、とても勇気ある決断を聞いた。
私にはできないだろう決断。
大上段に構えるわけでもなく
ひそやかに
ぶれずに
自分の中で何かを決める。
清々しかった。
生き方や哲学はその人の顔になる。
得るもの、引くものを見極める心を研ぎ澄ませた強い女性は美しい。
私は大丈夫か。
ふと自分のことを考えた。

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チラシ完成。

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『おどりの寺子屋』のチラシと応募用紙が出来上がりました。
目黒区の小学校と公共施設に配ってもらうため
所定部数を学校数と施設数分セットし
目黒区役所に持参しました。
目黒の子供達もたくさん応募してくれますように、という願いを込めながら
目黒在住の若菜孝史氏とひたすらチラシの枚数を数える、という地味な作業・・。
久々対面の若菜氏になぜか興味津々のハチ。

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目黒区役所訪問。

4730ce95.jpg雨の中、『おどりの寺子屋』の仕事で目黒区役所を6回目の訪問。

来年の『おどりの寺子屋』で
目黒区の子供達が昨年にも増して、ますます奮って参加できるよう
区と教育委員会のご支援・ご協力をいただくための訪問です。
新設された目黒区文化交流課、目黒区教育委員会、目黒区庁舎管理課の担当者の方には、本当にいろいろとお世話になり
おかげさまで区と教育委員会のご後援も無事いただくことができました。
私達『おどりの寺子屋』プロジェクト委員だけではなく
たくさんの方達の、「次代を担う子供達に自国の文化に触れてもらいたい!」という思いが少しずつ結集されて
『おどりの寺子屋』それ自体が育っていっているように思います。
どうかこの思いが
目黒区の子供達にも伝わりますように。

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創作自由市場を終えて。

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今回は自分の作品と、若柳三十郎さんの作品、二つを踊らせていただきました。

私の『夏草の詩~太陽に焦がれて~』は
身体を使って何かを表現する、という
舞踊家としての最も基本的な部分に立ち返りたくて創った作品でした。
とにかく身体を使って使って、ヒネリなしのド直球、みたいな作品を創りたくなり
そういう狙いで創ってみた、という意味で
自分にとっては思い出深い、大切な作品の一つになっていくのではないかな、と思っています。
とは言え、終わってみればあいも変わらず反省点の山で
舞台稽古で気持ちが燃え尽きたようになってしまい、本番ではイマイチ気持ちのエンジンがかかりにくく、低速発進になってしまいました。
よくアスリートが絶好調のピークを試合当日に持ってくるのに苦労する、と聞きますが
私も舞踊家としての技術的な未熟さもさることながら
感情のコントロールや気持ちのピーキングについても改めてまだまだだなぁ、と痛切に感じました。

三十郎さんの『いつもと同じ』では
主人公の女性役で三十郎さんと共演させていただきました。
半分以上が芝居の作品で
微妙な目線一つにも深い思い入れがないとできないような役でしたが
役にトリッブしていく時の、危うさとスレスレの愉悦感、みたいなものをよりクリアに味わえたような気がします。

ところで余談ですが
私の友人が、初めて創作自由市場を観るという会社の同僚の方を連れてきてくれたのですが
その同僚の方が
『いつもと同じ』で踊った人と、『夏草の詩』を踊った人が
同じ名前であるにもかかわらず
しかも終演後実際にお会いして、目の前でお話しさせていただいているにもかかわらず
「同一人物だ」ということがなかなか理解できないご様子だったのには、笑ってしまいました。
ワンレンロングストレートにお洋服と、
髪を一つに縛った片身変わりのお着物では
イメージが違いすぎたかな?

ということでご来場くださった皆様、またお世話になったスタッフ・関係者の皆様、本当にありがとうございましたっっ!!

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子供教室だより。

382211d5.jpgこのブログの『子供教室だより』で
度々子供達のポテンシャルについて触れてきましたが
今日は改めて
子供のストレートでやわらかい感性に驚かされることがありました。
現在『京の四季』を稽古しているのですが
足拍子の稽古のために
別途童謡の『村祭り』に足拍子メインの振りを付けて
ウオーミングアップをかねて踊ってもらっています。
ノリがいいため子供達も楽しそうで
あまりに楽しそうなので
特に振りを付けてなかった前奏の部分を
子供達の好きなように踊ってもらったところ
三人のうちの二人が先に出て一踊りしたのち
もう一人を手招きして呼んで
三人で仲良しの振りをやってから曲に入る、という
ちゃんと的を射た踊りを、音に合わせて身体を動かしているうちにいつのまにか創り上げていました。
楽しい音に自然に反応し、仲良しの三人で踊っている、ということを自然に感じる、
そしてそれがそのまま踊りになってしまう、というのは素晴らしいことです。
確実に日本舞踊らしい動きであるかどうか、というのはこの際置いといて
あえてあまり手を加えず踊ってもらおうと思いました。
子供達のポテンシャルとパワーに驚かされた一日です。

帰り際のショット。
今日もSちゃんの愛犬・クンクンがお出迎えでした。

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