2013年 7月 の投稿一覧

超低空飛行。

いったん持ち直した体調がまたまた絶不調。
今度はどっから見ても紛れもない立派な「風邪」だ。
そしてこれまでも何度か書いたが
私はなかなか風邪をひかないかわりに、一旦ひくととにかく治らない。
たかが風邪、とお気楽に言ってられないくらいの「オオゴト」になるか
超低空飛行が延々続くかのどちらかだ。
私の仕事は(とんな仕事てもそうたが)身体が動かせないとそもそも成立しない部分が多い。
その年その年の風邪の特徴に関係なく
「風邪=入院が必要なほどの高熱」という誠にありがたくないメカニズムが身体に組み込まれているらしい私にとって
「風邪をひくこと」はつまり「満足に仕事がてきないこと」に直結する。
なのでとにかく風邪ひきそうたな、と思った時点で即病院に行くか
それでもひいてしまった場合は
最短で治すようにするのはもちろんのこと、少なくとも「オオゴト」パターンではなく「超低空飛行」パターンでいってくれるよう、ありとあらゆる努力をする。
おかげで(?)最近は「風邪からの発展系救急車騒ぎ」はめっきり減り
「傍目にはそれとわからない体調の悪さの連続」パターンに落ち着いている。
が、考えてみればそれも人様からすれば迷惑な話だ。
いくらインフルエンザではないにせよ、いくらマスクをしているにせよ、
風邪のウイルスを持参しなからウロウロしていることには違いない。
早く治さなければ、治さなければ、と思う今日この頃。

ところで「風邪をひいた時(体調が悪い時)はお互いさま」という言い方をよくするが
どうもその意味を履き違えているのではないか、と思える人かいる。
私はその意味を「風邪をひいた時の身体的つらさ、仕事がままならないつらさは嫌というほどよくわかる。だからあなたがつらくてどうしてもできない部分は私が全力でカバーする。あなたは全力で最短で治す努力をしてください。出てこられる程度の体調なら決して無理をせず、他人にうつさない最大限の処置をしてください。」と捉えている。
が、なかにはその意味を「風邪は誰だってひくのだからうつしあうのはお互い様」とばかりに
マスクもせず、ケホゲホと辺りかまわず咳き込んで
医者は嫌いだからと行こうともせず
あろうことかそんな自分を心配・同情しない、または(そんな状態でも出てきた自分を)称賛しないことに腹をたて
「お互い様なのに」と不満をもらす。
何か履き違えてないだろうか。
そういえば以前大病をして自宅で療養している頃(人様にうつす病気ではない)
嫌いではないのだが、なぜかなんとなくどこかが苦手、と感じる知人がお見舞いに来てくれた。
当初来るはずだった日の前日軽い風邪をひいた彼女は予定を日述べし
4、5日たったころ「錦ちゃん、やっと風邪完治!もう絶対にうつす可能性もなさそうだから、明日あたりお見舞い行きたいのだけど、都合はどう?」というメールが届いた。
今でもアバウトな文面を覚えているくらいだから、当時私がどう感じたかはわかっていただけるだろう。
仕事のやり方の違いなどで、彼女のことは相変わらず若干苦手ではあるが
彼女の当たり前感漂うそのメールを読んだ時
私は良識や節度みたいなものをしっかりしつけられた育ちの良さ、みたいなものを彼女に感じた。
そして彼女へのその感触は今でも続いている。


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暑中御見舞申し上げます。

夏風邪だか熱中症だか
とにかく久々に突然絶不調になった。
微熱に喉の腫れに絶え間ない吐き気、さらに病院の待合室のソファーに座っていられないほどのだるさ(なので待ってる間もソファーに横たわっていた)。
あまりのだるさに点滴と血液検査まですることになり
久々にガッツリ系が来ちゃったなぁ、という感じだった。
幸い点滴が効いたのか
夜中になってからようやく食欲が出て、起き上がれるようにもなった。
そのうちどうにもならないだるさもなくなったので、お稽古にも復帰し
一日で回復した私って以外とタフじゃん~(^o^)などと自画自賛、
検査結果も問題なく、一安心だったのだが・・。
今度は花粉症のような水っ鼻とくしゃみ。
いったい何がどうなっているんだか。
ううぅ~。
皆様も御身お大切に。

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飼い主バカとバカな飼い主。

7f189a19.jpg大人達の稽古日でしたが、合間を縫って子供クラスのSちゃんとチビAちゃんの臨時稽古。
いとこの二人ですが、今日はお揃いのワンピースでした。
チビAちゃんは本日久々に(寺子屋以来かな?)オデコをだしたお団子をひろうしてくれました。
子どものオデコってなんだか可愛いですね。

ところで今日初めて夜お稽古に来た弟子を、なぜかハチが熱烈歓迎。
いきなり膝に(頭に?)乗るは、あとをついて回るはで
ある意味大変といえば大変でした(^O^)。
何かハチの琴線にふれることがあったのでしょうか?
いつもいわれなき非歓迎ぶりを受けている寺島嬢が聞いたら歯ぎしりしそうな話ですが(~o~)。

ところでその弟子がうちに来る時の電車での話。
彼女の隣が、母親二人にその子供二人、という四人連れだったらしいのですが
子供二人(男の子と女の子)が靴をはいたまま座席に立って大騒ぎをしていて
が、母親は自分達のおしゃべりに夢中でとがめようともしない。
我慢できなくなった彼女が席を変わろうとしたその時
女の子のほうが勢いあまって倒れこんできて
彼女はしこたま鼻の頭を打ってしまった、とのこと。
その時の母親の行動が信じられないのですが
母親は彼女をまったく無視して、謝罪もせず、子どもにも謝罪させなかったどころか
女の子の手をグイと引っ張って引き寄せると(その間も自分たちのおしゃべりはやめない)
子ども達を自分たち二人(つまり母親二人)の間にやはり靴のまま座席に立たせ、相変わらず大騒ぎする子ども達の向こうとこちらから大声でおしゃべりの続きをはじめたそうです。
あんな母親に育てられた子どもってきっと大人をなめきった子になるんですよねっっ!と彼女はいまだ怒り収まらず、の勢いで話していました。
そしてそんな傍若無人で最悪な親子に一言ももの申せなかった自分にも腹がたつ、と。
まったくそのとおりだな、と思います。
子どもに対する母親と一緒のレベルで語ってはいけませんが
もうひとつ最近よく聞く話が、ペットに対する飼い主の意識の低さ。
溺愛するあまり、しつけらしいしつけや健康管理をせず
その結果咬みグセのある犬になってしまったり、あきらかに心臓に負担をかけるレベルの肥満体になったりする。
「可愛いからつい甘やかしちゃって・・」と(あろうことか)笑いながら言ったりする飼い主がいますが
笑い事なのだろうか?といつも思います。
私からすると、そんな飼い方は飼い主のエゴと怠慢による虐待に見えてしまいます。
周知のとおり、私もかなりデレデレの溺愛タイプの飼い主なので、偉そうなことは言えませんが
例えばハチが歩くのも苦しそうなくらいの肥満体になったり
やたらと人に噛みつき、大怪我を負わせ、まったく他人に可愛がられないような猫になったりしたら
もうかわいそうでいたたまれないだろうな、と思ってしまいます。
ハチには、やっぱり軽々と元気であちこち飛び回ることができる健康な身体であってほしいと思うし
皆に愛され、可愛がられる、人が大好きな猫であってほしいと思います。

電車で大騒ぎする女の子と男の子は
お洒落な洋服を着て、靴も流行のもので、綺麗な顔だちをしていたらしいのですが
あまりと言えばあまりの行儀の悪さとあつかましさに
これっぽっちも「可愛い」とは思えなかった、と彼女は言います。
私には子どもがいないので、母親にはなれませんが
自他共に大いに認める飼い主バカではあります。
が、まちがっても飼い猫をひいきのひきたおしの結果不幸にするような「バカな飼い主」にはならないようなしなければ、と改めて思いました。

そういえばこのブログにチョクチョク登場してもらっている着物染色工房「アトリエ翔」の江戸っ子社長さんが
飲食店で走り回って大騒ぎする子どもと、それをやめさせようともしない親についに堪忍袋の緒がきれて
「子ども達を静かにさせろっ!親が悪いっ!」と怒鳴ってしまった、という記事をご自分のブログに書かれていました。
すると「よくぞ言ってくれました!」「そのとおり!」系のコメントが続々届いていました。

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○○にとっての。

お天気に恵まれた今年の七夕
おそらく彦星様と織姫様の、年に一度の会瀬は無事かなったのだろう。
年に一度会えるか会えないかの恋人、なんて随分寂しいなぁと思っていたら
星の寿命は何億光年ととてつもなく長いのだから
その寿命からいけば「一年に一度」なんていう頻度はかなりのもので
つまり彦星様と織姫様は「なかなか会えないせつない恋人」どころか
「間を開けずにしょっちゅう会ってるかなりラブラブの恋人」ということになる、という(笑い?)話を聞いて
なんだか妙に納得してしまった。
人間にとっては長いように感じる時間でも
星にとってはとるにたらないあっという間の時間なのかもしれない。

そう言えば、「たった半日」留守番をさせられただけで
家中にイタズラをしてしまう困った犬の話を聞くことがある。
そんな時の犬は
家族を探して家の中をさんざんうろうろし
誰もいないことがわかると
「どうして自分も一緒に連れていってくれないんだ」
「なんでひとりぽっちにするんだよ」という不満と寂しさで胸がいっぱいになり
してはいけない場所でわざと粗相をしてしまったりするらしい。
人間にとっての「たった半日」が
犬にとっては耐えられない長さのものであり
あとで叱られるとわかっていても
その「耐えられない」気持ちをイタズラという形で現そうとするのだろう。

「○○にとっての●●」ということに関して
度を越した無理解や無関心が原因で起こるトラブルは以外に多い。
例えば家庭や学校で虐待やイジメを受けている子どもにとっての絶望、苦痛
(贅沢品として盛夏にエアコンを取り外すことを市に強要された)生活保護受給老人にとっての身体的限界、などもそうだ、と言えなくもない。。
「まさかそれで死ぬとは思わなかった」というのが、加害者の立場になった人から漏れてくる本音としてよく耳にする言葉だ。

チャゲアスのASKAさんのソロ曲の中に「君にとって大事なことが いつからか 僕にはそうじゃない あんなに好きだった君なのに」という歌詞のものがある。
大好きな人にとっての大切な日や事柄が
自分にとってもそうであるとストレートに感じられる、
理解できないまでもそれを尊重し、寄り添っていこうと心から思えるのは
「自分にとっても」幸せなことだな、としみじみ思う。

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可愛い×2+かっこいい\(^-^)/。

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子供クラスはSちゃんとチビAちゃんがお休み。
Aちゃんの個人稽古の日になりました。
1人でガッツリ2時間お稽古したAちゃんをお迎えにきたのは
Aちゃんの愛犬(妹?)のラテちゃん。
相変わらず激カワです・・。
ところでこうやって並んで写真に撮ってみると
なんとなくAちゃんとラテちゃんは似ている、と思いませんか?
飼い主とペットはいつの間にか似てくる、とよく言いますが
なるほどなぁ~と納得してしまいました。
可愛い姉妹って感じですね~。
下の写真はAちゃんのシュシュでお耳を結ばれちゃったラテちゃん。
たまりませんね(^O^)。

職務質問でお馴染み(?)、弟子のC君、本日おニューの浴衣です。
真面目なお顔で撮ると、以外にも(?)こんなに二枚目さんでした(^O^)。

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歓迎会。

高校の関東地区同窓会の幹事などさせていたたいています・・。
本当にただ名前だけで、いつもバタバタ忙しぷってて、たいして役にもたってないのですが(^o^;)。
その罪滅ぼしのためにも
先日関東地区の大学に入学したばかりの後輩達の歓迎会に行ってきました。
東大・津田塾・筑波大、青学、立教、明治、等々皆優秀なうえに
私が大学に入学した年の6月など、まだまだまちがいなくしっかり「純朴な田舎の子」の雰囲気満載だったと思うのですが
皆もう適当にあか抜けてて、それなりにしっかり「東京の学生」をやってました(^O^)。
集合場所はあえての「上野」。
これほど長く東京に住んでいて、意外とめったに行かない上野、なのですが
実は上野は私にとっては思い出深い場所。
兄が東京芸術大学の学生だった(当時は大学院生だったかな?)関係で、私が大学受験で上京した折に宿泊したホテルが(東京芸大のある)上野でした。
歓迎会の帰り、少し遠回りしてそのホテルの近くを通ってみました。
小さすぎず・大きすぎない老舗のホテルは今も昔と変わらない雰囲気でそこにあり
ふと、あの頃の今よりさらにさらに不器用だった田舎者の自分がちょっとだけ愛おしくなりました。

ところで
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帯を制作してくれた着物染色工房・アトリエ翔のブログに飛びます!
アトリエの江戸っ子社長さんがまたまたまたハチの帯について楽しい記事を書いてくださってます。
文中の「威風堂々と無修正」のくだりには爆笑してしまいました\(^-^)/。
だからというわけではありませんが、以下が歓迎会の写真。前列左端が私。もちろん無修正です(^O^)1-1
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