『子供達に日本舞踊の楽しさを知ってもらいたい!』という思いから立ち上げた【おどりの寺子屋】も
国立大劇場での発表会まで
あと一週間となりました。

大和楽やお囃子の先生方も
お忙しい中お稽古に駆けつけてくださり
本番に向けて【おどりの寺子屋】はいよいよエンジン全開です。

子供達は
やんちゃな子はやんちゃな子なりに
おとなしい子はおとなしい子なりに
皆々一生懸命頑張っていて
本当に可愛くて可愛くて仕方ないのですが
最近はそれ以上に
それぞれの子供達の成長に感動してしまうことがあります。

例えば差し入れのお菓子を配った時
受け取って嬉しそうに帰ろうとして
ハッとしたように戻ってきたかと思ったら
『先生、ありがとう!』と恥ずかしそうに言ってまた駆けていった子、
そのお菓子を袋に入れる作業をしていた時
何も言わないのに進んでお手伝いをしてくれた子、
やんちゃの代名詞みたいだったのに
いつの間にか自分より年下の子供達の面倒をみるようになっていた子、
人見知りでなかなかおしゃべりをしなかったのに
いつの頃からか本当に花のような笑顔で『先生~』と駆け寄ってきてくれるようになった子、
などなど
おどりそのものの成長はもちろんのこと
人としての頼もしい成長ぶりには
本当に胸が苦しくなるくらいの感動があります。

そんな可愛くて頼もしい子供達が
怪我や病気のないように
元気で、本当に元気で本番を迎えられるように
ひたすら祈る今日この頃です。