心臓の鼓動をくるむように抱きしめながら
そっとささやく「ばかだなぁ・・」は
私から君への
最高に甘い告白。
ぬいぐるみに嫉妬する君に
掃除機にファイティングポーズをとる君に
レジ袋の音を恐がる君に
わがままな私を
ちょっとだけ愛してくれる君に
「大好きだよ」のかわりに
そっとささやく
甘い
甘い
「ばかだなぁ・・」 。
心臓の鼓動をくるむように抱きしめながら
そっとささやく「ばかだなぁ・・」は
私から君への
最高に甘い告白。
ぬいぐるみに嫉妬する君に
掃除機にファイティングポーズをとる君に
レジ袋の音を恐がる君に
わがままな私を
ちょっとだけ愛してくれる君に
「大好きだよ」のかわりに
そっとささやく
甘い
甘い
「ばかだなぁ・・」 。
大江戸かはらばんの仕事で
今日は午前中から霞ヶ関の文化庁を訪問させていただきました。
文化庁に伺うのは初めて。
旧庁舎の玄関にかかる看板に歴史を感じます。
第21回創作自由市場が無事終了いたしました。
ありがとうございました!!
片身変わりの『夏草の詩』の衣装。
今日は『おどりの寺子屋』別会(?)・一日体験教室が渋谷でありました。
7人の子供達が参加してくれましたが
その中にはこのブログでもお馴染み・『子供教室』のAちゃんや、Aちゃんのお友達のKちゃん
花柳智寿彦さんのお弟子さんのSちゃんとMちゃんの姿もありました。
着物の着方・帯の結び方にはじまり
立ち座り・お辞儀の仕方・歩き方・扇の使い方などなどをお稽古したのち
昨年の国立劇場大劇場での『おどりの寺子屋』第一回発表会で
幕開けの曲として踊ってもらった「うさぎ団子」をお稽古し
最後はご父兄の皆様が見守る中
小さな発表会をして終了。
盛り沢山の2時間でしたが
皆々元気に立派にやり遂げてくれました!
来年の『おどりの寺子屋』でまた会えるといいな~。
寒くなってきましたね~。
我が家では
その日の朝がどれくらい寒いか、を
ハチが朝方私のベッドに潜りこんでしがみつく強さと長さの度合いで計ります。
今朝などガッチリ腕にしがみつき
イビキをかきながらずーっと眠り込んでましたから
「あー、今日は寒いんだなー」と思いながら起床しました。
さて創作自由市場も来週月曜日、とせまりました。
先日の下ざらい後、微妙な音のこだわりがあって
創作自由市場で音響をやってくださっている清山さんに
長々相談にのっていただいたのですが
その際(私の作品とはまったく関係ないのですが)PAミキシングについていろいろお話をうかがいました。
当たり前のことですが
どの世界においてもプロの仕事のお話というのは奥が深く、興味深いものですね~。
清山さんとの出会いはもう10年以上前になるでしょうか、私の姉弟子の会でお会いしたのが最初でした。
音響さんとしての清山さんのお仕事に感動し、ソッコー連絡先をうかがい
以来私の作品の音をお願いするようになりました。
毎回毎回、「あと0・1秒っていうか、呼吸1吸い分くらい音をかぶせてほしい」だの
「もうちょっとスコーンと直接胸にくるような感じの音」だの
我ながらもう少し明確なボキャブラリーはないのか、と言いたくなるような訳のわからないリクエストにも
辛抱強く、かつ正確にお答えくださる清山さんですが
前回からは創作自由市場にもご参加いただき
心強いスタッフさんとしてお世話になっています。
演じる側にとって信頼できるスタッフさん、というのは何よりの財産。
総合芸術の代表格のような舞台公演で
いろんな要素が共鳴しあって思った以上の高揚感が得られた時ほど嬉しいことはありません。
『夏草の詩~太陽に焦がれて~』は短い作品ですが
私なりに昇華できるように大切に演じたい、と思っています。
ということで
第21回創作自由市場
於『座・高円寺』
来週月曜日
18時開場・18時30分開演
です。
皆様ぜひおいでくださいませ!
Sちゃんの愛犬・クンクンが二度目のお出迎え。
今日は『京の四季』のお稽古の他に
足拍子の稽古のために『村祭り』に合わせて作った踊りをやってみたのですが
簡単な振りとは言え
一回で覚えてしまった子供達にはびっくり・・・。
子供達にとっては当たり前のように思える、音や動きへの反応の早さは
大人から見ると驚異的なもの。
生まれてからまだ日にちがたっていない、ピカピカの心と身体なんだなぁ~と
実感させられます。
君がこんなふうに
世界一愛されている間
あの子は
自転車置場の隅にうずくまって
冷たくなりはじめた初冬の風をよけながら
長い夜を過ごしている。
気まぐれな親切をあてにして
疑う選択肢すらもたないで
そこそこ満たされたちっちゃなお腹を
時々思い出したように繕いなから
お日様の沈んだ長い長い夜を過ごしている。
そうやって生きていくことを楽しめるような
そんな育ち方などしてないのに
ある日突然そうやって生きていくしかなくなったあの子は
君と同じようにうんと人なつっこくて
君と同じくらいやわらかな身体をしている。
君がこうやって
フカフカのベッドで暖まりながら
可愛い寝息を紡いでいる間
少しだけ右足を引きずるあの子は
自転車置場の隅で
どんな夢を見ているのだろう。
最近テレビを見ていると
つくづく敬語が乱れてるな~と感じる。
ニュース、とまでは言わないが、例えばコメンテーターとして出演しているような人達が
「お亡くなりになられる」だの
「おっしゃられる」だのと
平気で発言している。
かく言う私も正しい日本語を使えない一人なので
偉そうなことは言えないが
仮にも公共の電波を使って人様のありように意見を述べ、それでギャラをもらっている人達や
脚本があるドラマで台詞を言っているはずの俳優が
基本中の基本のような敬語をシタリ顔で堂々と間違えて使っているのを聞くと
なんだか下手くそな踊りを自信たっぶりに見せられているような不快感にみまわれてしまう。
一方
ここ何日か、久々にある友人と連絡をとりあわなくてはならない機会があって
電話やメールでいろいろと話をしたのだが
元々聡明な彼女のこと
聞くべきことは聞き、話すべきことは端的に話す、という感じで、話が速やかに進行する心地よさに加えて
事が一つ片付くたび
「ありがとう」とごく自然に言う彼女がとても清々しく、素敵な女性に思えた。
言うべき時に言うべき言葉を正しく美しく言える、というのは
何でもないことのようだが
本当にカッコイイと思う。
それだけ私も含めて言葉を粗末にしている人が多いということなのかもしれない。
それどころか先日会った知人など
「人に謝る、とか絶対に嫌だから、何かあやまらなくちゃならないような時には連絡をバックレちゃうんだ~」と言って、愉快そうに笑っていた。
そういう人に限って
人様から感謝されなかったり
ちゃんと謝ってもらえなかったりすると
人一倍気分を害すようで。
なんだかカッコワルイなぁ・・と
自戒もこめてつくづく思う。
たかが言葉、されど言葉。
心のこもってない上っ面だけの言葉ほど虚しく、気分の悪いものもないが
正しい日本語を適時にかつ心をこめて美しく話せる人は
やはり人として心から尊敬する。
終了後、若柳三十郎さんと。
私、意味不明の帽子かぶってますが。
11月28日
高円寺の劇場『座・高円寺』にて
6時開場、6時30分開演。
皆様ぜひぜひおいでくださいね!
NHK杯で、鈴木選手が会心の出来栄え、ショート1位!!
うれしいっ!うれしいっ!
滑走する鈴木選手の足元から
ご機嫌な音符が次々と生まれてくるような
そんなハンガリアン・ラプソディだった。
以前も書いたが
私は鈴木選手のファンで、ずっと応援している。
安定した確かな技術もさることながら
彼女のプログラムはとにかく魅力的なのだ。
どのプログラムも
理屈抜きで「もう一度見たい」と思ってしまう。
オリンピック代表で注目されるようになるより以前
エキシビションでピアソラのタンゴを滑る鈴木選手を見たのが最初だったが
まだ名前も知らなかった彼女のそのプログラムを
どこかで再放送してくれないかな~、としつこく願うほど
もう一度見たい、と思った。
亡くなられた壽楽先生が生前
「いい(踊り)、と、うまい(踊り)、は、いい、が上!」
とよくおっしゃっていた。
伝統芸能とスポーツでは違うかもしれないが
身体を使って何かを表現する、ということにおいて
「この人のパフォーマンスはとにかく理屈抜きでもう一度見たくなる」なんていうのは
最高の賛辞だ。
確かな技術に裏打ちされた、『魅力的な』パフォーマンス・・。
とおぉぉぉぉぉい道のりだが
舞踊家のハシクレとして
一歩でも近づきたい、と
鈴木選手の演技を見ながら思った。
明日のフリー、録画、録画!!
君は時々
そんな顔をするね。
何もわからないまま生きる私を
そしてきっと
何もわからないまま死んでいくだろう私を
憐れむような
愛おしむような
そんな顔をするね。
そんな時の君は
生き様が深いしわに刻まれた老人のようにも
碧みがかった真っさらの瞳をした赤ん坊のようにも見える。
私は君をうんと愛しているし
君もきっとそうでいてくれてるのだろうけど
君の愛し方は
私のとはちょっと違うのかもしれないね。
小さな身体に大きな宇宙を受け入れて生きている君の瞳には
かわいそうでかわいい生き物として
私がうつっているんだろうね。
パソコンの変換キーを叩いている私の横で
言葉すらもたないまま神様と文通している君が
また
あの顔で私を見つめると
退屈そうに
あくびをした。
独自の素敵な世界を持っている若柳三十郎さん。
今回の創作自由市場に『いつもと同じ』という作品を出品しています。
私は自分の作品の他に
三十郎さん振付の作品も踊らせていただきます。
今日は午前中その『いつもと同じ』のお稽古でした。
お稽古が終わって、ランチでの一枚。
カメラを向けて、「ブログに載せるからふざけた顔して~」とリクエストしたら
本当にふざけた顔をしてくれました。
普段はブラッド・ピットそっくりです(←嘘です)。
自分の作品よりドキドキです(@_@)。
三十郎さんの世界を壊さないように頑張らなくちゃ~。
日時~11月28日・18時30分開演
劇場~座・高円寺
今回の私の作品は、太陽に向かってまっすぐに伸びていく夏草のイメージがテーマです。
私にしては珍しく、比較的短い作品になりそうです。
それからもうひとつ、若柳三十郎さん振付の作品を踊らせていただきます。
三十郎さんの世界をうまく表現できるように頑張ります!
花柳錦翠美作品・・
『夏草の詩~太陽に焦がれて』
若柳三十郎作品・・
『いつもと同じ』
皆様、ぜひおいでください。
おさらい会が終わって今日が最初のお稽古日でした。
ちょっと雨模様の日曜日でしたが
子供達は元気、元気!
『京の四季』のお稽古を始めた三人娘のVサイン(^^)vショット。
おさらい会の時に子供達にもらったお花も元気!
手前の黄色い花はなんていうんでしょうね?
きっと菊の仲間なんでしょうが
夜空に上がった大きな花火のように見えませんか?
可愛いですね。
最近のコメント