2008年 7月 の投稿一覧

城南ブロック舞踊会下浚い。

6b8ac988.jpg今日は8月10日に開催される城南ブロック舞踊会の下浚いでした。
国立劇場もクールビズの影響で
冷房の温度を高めに設定しています。
衣装、カツラをつけて踊る身にはちょっとつらい・・。

出番が終わって着替えたところを公子さんと。

いつも。

いつも仲良しのわけじゃない
いつも理解しあえるわけじゃない

今日はちょっと嫌いだなぁと思う
今日はちょっとずるいなぁと思う

それでも

お互いがお互いを一番だと思う気持ちがゆるがない

あきらめや妥協さえも
小さな
でも
他の何にも似てない
二人だけの歴史をつむいでいくための
大切な糸と思える
不思議な心地よさ。

本。

調べたいことがあって某区内の中央図書館に行ってきた。
本の山を見ていてふと子供の頃のあるシーンを思い出した。
社会だか歴史の授業で
《国王が自分のために巨大な墓を作り・・》という内容の記述を教科書で読み
お墓というのは死んじゃったら入るもので
しかもそのお墓は自分以外の誰かが用意してくれるものであり
自分が生きている間に自分の墓を見る、なんてことはありえない、と
なぜか思い込んでいた私は
どうにもその記述が腑におちなかった。
今のイケズーズーシー私からは想像できないだろうが
その疑問を先生に質問する勇気など当時の私にはなく
割りきれない疑問をかかえたまま授業は進んでいった。
そんなある日
父の書斎で
歴史大事典、という類の分厚い本が並んでいるのが目に止まった。
私は坿に落ちないと感じた、墓についての記述があった時代の本を取りだし
ページをめくったみた。
すると
1ページを全面使った、国王の墓作りの模様を描いた挿絵が目に飛込んできて
その絵の下に
《王は自らの権威を知らしめる意味もあって、生前から多大な財と人手を用いて巨大な墓を作った》という内容の解説が書いてあった。
コントならここで
タリラリラーンという鐘の音が鳴り響くところで
私は《そういうことかぁぁぁ》と一人納得しまくっていた。
解らなかったことが解るようになる
どうにも坿に落ちないで、釈然としなかったことが解決する(内容はただの思い込みから、なのでかなり陳腐なのだが)快感を知った瞬間だったらしく
よほど衝撃的だったのか
今でもその挿絵や
大事典のグレイのハードカバーをよく覚えている。

ところで
今の図書館って本検索はもとより
IDカードで貸し出しも予約も全て人を通さずにできるんですね。
便利になったものです。
大学の図書室のカウンターにいた
本の知識ならまかせなさいっていうおねーさんやおにーさん達とお話するのも楽しかったけどな。

今さらですが。

ビデオフォトサイトウのホームページで
新春舞踊大会受賞者の舞台を動画で閲覧できます。
ビデオフォトサイトウ、で検索をかけてホームページがヒットしたら
日本舞踊NEWS→新春舞踊大会→大会賞→花柳錦翠美、と進んでください。
今年の受賞演目《北州》の動画が(ごく一部ですが)流れます。

ゴジラ君。

e845dc1b.jpg映画の所作指導の仕事がぼちぼち始まりました。
ところで
東宝撮影所内にいるゴジラ君。
シッポを振り回しているうちに
後ろのコンクリートの壁を若干壊してしまったらしいですね~。
可愛い。

あ~つ~い~。

ただ今22時30分。
お稽古の帰りだが
とにかく暑いっ!!

もう梅雨明け宣言って出たっけ?

Wさんとランチ。

d00fc752.jpg

現在中津川在住のWさんが久しぶりに上京。
ランチをご一緒しました。

Wさんは
自分ではたぶんあまり意識してないのでしょうが
人のために無私の心でつくす、ということが
ごく自然に
あたりまえのようにできてしまう
根っこの部分が限りなく優しい
さらに
とびきり聡明で楽しい
本当に素敵な女性です。

何ヵ月離れていても
再会したとたんに
本音の本音で話ができる
私の大切な大切なお友達の一人です。

声。

ユーチューブで(またはテレビでもオン・エアされ始めましたが)
藤原竜也さん主演の映画《カメレオン》の劇場予告を見ることができます。
最後のタイトルコールがあるバージョンとないバージョンの2パターンがあるのですが
あり、バージョンの、まさにそのタイトルコールの声が
昨年6月22日のブログにも出てきた友人・Yさんの声。
ぜひ聞いてみてください!!

たった一言、しかも声のみで何かを表現する、なんて
やっぱり声優さんってすごい!!

せつなくて。

君が寂しくないように
君が迷わないように
君が笑っていられるように

何でもするよ。

どんなことだっていとわないと思えてしまう

そんなふうに思わせてくれる

そんな幸せをくれた君。

君といると

心臓がキュッキュッと磨かれて
綺麗なハート型になっていくのを感じるんだよ。
何度も何度も

ぶつかったり
ひっかいたりして

いびつな形になっていた心臓が

生まれたての

ピッカピカのハートの形に戻っていく。

そんな幸せをくれた君。

いとおしくて

いとおしくて

君とにらめっこをしてふざけているうちに
君の心の海がたゆたっているような瞳を見つめているうちに

たまらなく
せつなくなるんだよ。

意思薄弱。

ウィンブルドンがやっと終わってくれた。

ホッとした・・。

男子決勝なんておもしろすぎて寝られやしない。
睡眠不足でフラフラになりながら稽古にいく身にもなってほしい。

陸上とテニスはライブで見始めるとフリーズしてしまうのが私の悪いくせ。
体に悪いと知りながら
なかなかタバコをやめられない人の気持ちが少しだけ理解できるような気がするのはそんな時。

翠媛乃さん結婚式!!

8fdc9dde.jpg大爆笑あり、涙あり、の
本当にあたたかくて素敵な披露宴でした。
新郎・新婦二人の間の愛のみならず
披露宴会場中に
いろんな形の愛情が押し合いへし合いひしめきあっているような
そんな宴でした。
二人の人柄のなせるわざですね。

なんだか大切な大切な妹をお嫁に出したような気分で
ウルウルしてしまいました。

ひめのちゃん、本当におめでとう!!
欲目でなく
最高にきれいでした。

翠媛乃さん結婚式・3。

83420e57.jpgお色直しした新婦を迎えにいく際
新郎がカラオケのオハコ、橋幸夫の《メキシカン・ロック》を歌いながら退場してくれました。
場内大爆笑、一方新郎のお父上は唖然、だったそうな。

翠媛乃さん結婚式・6。

c0d3bdf1.jpg楽しい余興もありました。
写真ではわからないかと思いますが
実はこのイノキのカブリモノをした余興に
なぜか新郎・新婦、はては新郎の上司、新婦のお母様、お義兄様まで乱入してます。

翠媛乃さん結婚式・7。

bb5826b7.jpgすばらしい民謡を聞かせてくださった翠媛乃さんの九州のお友達・Tさん、お弟子さんのAさんと。
Tさんは翠媛乃さんから聞いていた以上に素敵な女性でした。
今日は最初から最後までさりげないお心遣いをしていただきました。

またまた半年ぶり、バディ君。

f85f09e7.jpg一瞬何の動物の写真かわからないかもしれませんが(失礼!)
バディ君は由緒正しいアメリカン・ピット・ブルという犬種の男の子です。
百面相が得意(?)のバディ君は
以前私が住んでいた町にある薬局のアイドル犬。
半年に一度
大量に買い込まなくてはならない和服の防虫剤と乾燥剤を
その薬局の方にお願いして
半年ごとに自宅まで届けていただいてます。
配達の際
私がバディ君とお友達なのをよくご存じの薬局の奥様が
毎回わざわざ車にバディ君を乗せて連れてきてくれるのです。

もうすぐ七夕。
半年に一度のバディ君との再会だから
織姫、彦星よりも仲良しと言えるかな?
バディ君、ずっとずっと元気でいてね~!

夏の着物。

今日くらいの気候だと
着物でウロウロしていても快適だが
去年の夏だったか
最高気温が34度とか35度の日に
やはり着物で歩き回っていて
あまりの暑さにタクシーを拾ったところ
乗り込むやいなや
やたら上機嫌の運転手さんに
《いいですね~、着物は涼しそうで~。どちらまで~?》
と言われ
めんくらったことがあった。
《浴衣ならともかく、ここまで暑いと着物も大変なんですよ~》と
汗だくだくで答えようとしたのだが
ふと
なんだかうれしくなってしまって
ごく自然に《ありがとうございます!》という言葉が口をついて出た。

【やせがまんの文化】ではないが
自分の着ているあさぎ色の紗の着物を
涼しげ、と感じてくれた
事実は目眩がしそうに暑くて
ジュバンまで汗びっしょりだったとしても
そのように感じてくれた運転手さんの気持ちがなんとなくうれしくて
ここはいかに自分が暑くて不快だったかを説明するよりも
すなおにお礼を申し上げてそっと汗を拭こう、と思ってしまったのだ。
みえっぱりと言えばそうなのだが
こんな【やせがまん】ならしてもいい気がして
衿を正して
涼しい顔をして
優雅(なつもり)に夏扇子など使っていたら
タクシー内の冷房も心地よく
やがてすっかり汗がひいてしまった。

いつも《あ~あづい~、あづい~》、と叫びながら
バタバタと着物で走り回っているのだが
その日は運転手さんに
着物の優雅さみたいなものを改めて気付かせていただき
あ、やっぱりちゃんとしてなきゃな、と思った。

これから盛夏。
夏の着物を着て
涼しげにキリリと過ごすことが目標だが
ま、現実は人一倍汗かきの私のこと
かなりきびしいんですがね・・。

好き、が あふれている。

2ac4692e.jpg                                                                   

                                                                 
君が歩く。
一歩足を差し出すそのたびに
《好き、好き》という
足音がする。

君が眠る。
寝息にあわせてふくふくと膨らむお腹が
《だぁぁぁいすき~、だぁぁぁいすき~》と言っている。

君はどこから来たのだろう?

小さな心と体を
《好き》でいっぱいにしている
幸福の使者。

ついにたくさんの《好き》が抱えきれなくなって
ダムが決壊したように
君の口から
《すきぃぃぃ》という鳴き声が
あふれだした。