遠い遠い昔の
無垢なままの君の魂が
7年前
神様との契約書に
サインをした。
契約書に書かれた
君の天命は
『ただひたすら
愛されること』。
だから
神様を大好きな君は
生まれ落ちたその日から
来る日も来る日も
『愛されること』に
文字通り
命がけでいどんでくる。
君がいつか
再び神様に会うだろうその時に
『よく天命を果たしたね、立派だったね』と
ぎゅっと抱き締めてもらいたくて。
うんと
うんと
褒めてもらいたくて。
君のことが可愛くていとおしくて
愛さずにいられない私が
ふと感じる寂しさは
君のそんなひたむきさへの
嫉妬なのかもしれないね。
私が君を抱き締めるたび
君はいつも
鼻高々に
私の向こうに
神様を見ている。
大好きな神様との契約を忘れずにいる
無垢な魂そのものの君から
一人取り残される焦燥感を
寂しい、と感じるのかもしれないね。
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