不思議だね。
君と出会ってから
もう随分と
私が持てるだけの
ありったけの愛情をそそいできたつもりなのに
君への愛は底をつくどころか
時がたつほどに
どんどん増えていく。
人の胸のうちには
愛情が入っている透明の器みたいなものがあって
私の器など
どうせお粗末でちっぽけなもの、と思っていたのに
君が来てから
私は少しだけ
自分の内なる器が
誇らしく感じられるようになった。
不思議だね。
君はただ君でいるだけで
私を私でいさせてくれる。
小さな身体の内に
君は何を持って生まれてきたのだろう。
たくさんおしゃべりできるようになった、おなじみ花柳智寿彦さんちのH君。
可愛さも倍増。
『いい子いい子して~』とリクエストしたら
頭をコツンと寄せてきました。
可愛いったらありゃしない。
このたびの地震で被災された東北地区の舞踊家の皆様に
浴衣・帯・扇をお届けしようと
日本舞踊協会で募集を始めてくれました。
早速使っていただけそうな浴衣などを集め
弟子のKさんにも協力してもらって(Kさん、本当にありがとうっ!!)
さらに錦吾先生が提供してくださった男物の浴衣と帯も含め
荷物をまとめました。
ライフラインで苦痛を味わうこともなく
ボランティアにも行かず
いつも自分のことでいっぱいいっぱいで、たいした援助活動もしてない私が
今すぐにできるせめてもの協力でしょうか。
勝手な言い分ですが
自分にもまだまだできることがあったと思うと
なんだか自分が救われる気がします。
わずかばかりですが
お役に立つといいのですが。
午後からはいつもの子供教室。
今日はおねえさん二人は自分で着物を着、帯も結びました!!
すごいねっっ!!
先日国立劇場大劇場まで『菊づくし』を見に行ったことで
AちゃんにもSちゃんにも微妙~進化があって
子供達の視覚からのアプローチの早さに
本当に感動してしまいました。。
チビAちゃんの着物と帯はおねえさん二人で話し合いながら着せてくれました。
実は着る、より着せる、ほうが難しいのですが
前よりもずっときれいに着せることができるようになっていて
チビAちゃんのほうも一生懸命着方を覚えようとしていました。
浴衣だけならチビAちゃんも自分で着られそうな感じでした!
皆々、本当にすごいねっっ!!
『椿姫』で共演させていただく勝美巴湖さんが
日本舞踊にかぎらず、和文化一般に広くふれていただく場を設けようと【PROJECT3】というプロジェクトを立ち上げました。
今日はその中の日本舞踊の子供体験日で
私も講師としてお手伝いに伺ってきました。
体験に来てくれた子供達は皆覚えが早く可愛いかったですよ~!
お稽古終了後、皆で一枚。
6月25日(土)午後2時より・紀尾井ホールにて
勝美流初代家元・勝美延三先生振付の『椿姫』に出演させていただくことになりました。
いとうたつこさんというピアニストの方の音楽と、日本舞踊のコラボ、という企画で
立方は勝美巴湖さん、藤間椛花さんと私錦翠美の三人です。
自分の息子が椿姫と恋仲になったことを憂い、若い二人の仲を無理矢理に裂こうとする父親、という難しい役を仰せつかりました。
頑張ります!!
皆様どうぞお越しくださいませ!!
今日のお稽古終了後、立ち方三人で一枚。
弟子のTさん。
今日はお着物でお出かけです。
可愛いですね~。
若い女のが着物を着てランチをし、お芝居や踊りを見に行く。
日本舞踊の師匠としてはうれしいかぎりっ!!
ハチが赤ちゃんの頃に書いた自分の詩らしきものを読むと
『華奢な体に不釣り合いなほど大きな目(の君)』だの
『(ショートケーキの)箱よりもさらにちっちゃなちっちゃな君』だのといった言葉が出てくる。
・・誰のことだ???と思ってしまう。
今のハチを指す三大形容詞(?)と言えば
『でかい』『長い』『重い』、ついでに『(力が)強い』だ。
華奢、だのちっちゃい、だの
とてもじゃないがハチのことだとは思えない表現ばかりでびっくりする。
そんなにちっちゃかったかしら、と
久々にハチの昔の写真を見てみたら
まさしく『手の平サイズ』。
これでもか・これでもか、というくらい育ってくれた。
そんなハチもそろそろ中年。
つまりデカイ上にオヤジも入っている。
そのくせ
声と性格は赤ちゃんの時のまま。
そのアンバランスぶりが実はますます可愛いのだが
つまり『可愛い』という言葉だけは
今も昔も
ハチにピッタリの形容詞というわけで。
国立劇場大劇場のロビーで
随分可愛らしい紳士がいるな~と思ったら
お馴染み花柳智寿彦さんの息子さん・H君でした。
いつのまにこんなにダンディになったのかな?
『松廼羽衣』で素敵な天女を踊ったお母様を応援に来ていたダンディH君でした。。
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