2008年 10月 の投稿一覧

【1945】。

中村ゆりさんが主演をつとめる芝居【1945】に行ってきました。

人が人として生きようとすれはするほど迷いこんでいく混沌を見たような感覚。
リチャード・ギアやアル・パチーノの演出でも知られるロバート・アラン・アッカーマンが演出。

於・世田谷パブリックシアター。

11月3日まで。

江戸東京博物館。

ad63668a.jpg日本舞踊協会東京支部の機関誌・大江戸かわら版の編集委員をさせていただいてます。
来年早々に発行予定なのですが
城南ブロックの記事に合う適当な挿絵・写真等がなかなか見つからず

今日はその資料を探しに
両国の江戸東京博物館にやってきました。

たまたまボストン美術館所蔵の浮世絵展もやっていて

平日にもかかわらず 賑わっていました。

あ~、恥ずかしい。

電車の座席に座って
まずいかなぁ・・と思いつつ
口紅を直していたら
停車駅で乗り込んできた女性が
私の隣に座るやいなや
大きな鏡を取り出して
マスカラをつけはじめた。
そのとたん
自分の化粧直しがより恥ずかしく感じられて
あわてて口紅をしまった。
人前での愚行(?)って
(たとえもう一人が他人でも)二人並んですると
恥ずかしさも倍増するものなのね~。

Aさん復活!!

体調を崩していた弟子のAさんが

ほぼ回復し

そろそろお稽古に復帰できそう、ということで

今日はその激励食事会でした。

Aさん、お大事にね~。

完全復活の日を待ってま~す。

ま、今日の食欲を見るかぎり

その日はかなり近そうですねっ!!

コンビニ。

うちの近所のコンビニに
かなり無愛想な店員さんがいる。
《いらっしゃいませ》《ありがとうございました》などの店員さんとしてのマニュアルトークもほとんど抑揚のない小さな声だし
レジで接客している時も
まずお客様の顔を見ることはない。
接客業としていかがなものか、と思うし
いつもの私ならだいたい《そんなにつまらなそうにやるなら、自分のためにもお客様のためにも辞めたほうがいいのに》と思ってしまうのだが
その店員さんに関しては
なぜか嫌な気がしない。
店に入って彼女がいると
《お、今日は当たり!》と思ってしまう程だ。
なぜだろう、と考えてみると
彼女はお客様に無愛想ではあるが
同じバイトの店員さんに対しても同様で
バイトにありがちなお客様そっちのけの店員さん同士のおしゃべりをすることもなく
仕事そのものに対してはかなり真面目に取り組んでいる。
一度彼女のちょっとした勘違いでレジをやり直したことがあった時も
私の顔は見ないが
《あ、なんかすみません、お待たせしました。》と
言うべきことはちゃんと言う。
切手を買った時などは
切手をしめらすためのスポンジを《えっと、あ、これ、どうぞ》と(やはり顔は見ないが)差し出してくる。
どうやら彼女は【やる気がないから無愛想】のタイプではなく
もともと愛想はないが、たまたまコンビニのバイトをしている、のタイプらしいのだ。
今まで何度かこのブログにも書いたように
私は無愛想が苦手なのではなく
無愛想な自分にあぐらをかいて
相手が自分を理解しようと努力してくれることを当然のように求めてくる
つまり
いつのまにか相手側のアプローチや努力に乗っかる楽さを覚えてしまって
自らの無愛想をウリにしてしまっている人種が苦手なのだ。
全て、とは言わないが
だいたいそういう人種に限って
《理解されなかったり、誤解をされたとしても仕方ないし、それは甘んじて受け入れる》という覚悟がなく
コミュニケイションがうまくいかない原因を
相手の理解不足のせいにしたりする。
私はその横着さが苦手なのだ(なぜなら私もかなり横着なので、たぶん近親憎悪、というところだろう)。
自分からボールを投げるのは不得手だから嫌だけど
相手には投げてほしい
自分はそういう性格だ、と言い広めているうちに
自ら投げないで済む楽さが身についてしまい
いつのまにか相手が投げることが当然であり
あろうことか
相手はきっとボールを投げることが得意で好きに違いない
だからそんなに大変でもないはずだ、と
都合よく思い込み
たまたまうまくキャッチボールできなかったりすると
相手の投げかたのせいにしたりする。
少なくとも私に限って言えば
自信を持って断言するが
どんな的でもまかせなさい、というレベルの名投手ではないし
ましてや心の広い人徳者でもないので
あまりに文句が度重なると
自分の投げたボールのお粗末さは棚にあげて
《だったら文句ばかりつけていないで、少しくらい自分で投げる努力をしてみたら~!?》というセコイ一言も出てしまいそうな気がする。
自己嫌悪も含んで
私はそういうセコイ争いそのものが苦手なのだ。
話はそれたが
コンビニの彼女の話。
そもそも彼女は
理解しあいたい、と思う友人でも知り合いでもなんでもないし
したがって苦手もへったくれもないのが
接客業としてはあるまじきレベルの無愛想さでありながら(しかも見方によっては元ヤンキーの風貌)
なぜか彼女の持つ雰囲気には横着さを感じないし
むしろそこはかとない誠実さみたいなものを感じて(事実はおそらくお金が必要な若者がただ淡々と仕事をしている、というだけのことだろうが)
《たぶんこの人って、いわゆるイイヤツ》という勝手な思い入れに一人悦に入り
可愛い娘のバイト先に
こっそり偵察に行く母親か
口には出せない隠れファンのような気分で
当たり!の日を期待しつつ
コンビニに立ち寄る密かな楽しみにウキウキしている今日この頃。

【大老】。

39c340f4.jpg歌舞伎【大老】を見てきました。
私のご先祖様は

伊井大老と何らかのご縁があったらしく

滋賀県にはゆかりの寺もあって
私も以前訪ねたことがあります。

歴史上は冷徹非道な人間として語られることの多い伊井直弼ですが

史実に埋もれてしまった直弼の耐えがたい葛藤や深い情愛が描かれてました。

我が家では・・。

df7f0767.jpgハチはなぜか
洗いたての洗濯物とか
クリーニングから返ってきたばかりの洋服とか
とにかく人間にとっては猫の毛がつくと不都合な物ばかりが大好きだ。
今日もちょっと目をはなした隙に
クリーニングから戻ってきた浴衣の上に気持ちよさそうに寝そべってて
まるで自分のものであるかのようなくつろぎようだ。
毛がつくこともさることながら
ハチの体重は5.5キロだから
あまり長々と落ち着かれては
せっかくクリーニングしたばかりの浴衣なのに
妙なシワでもつくのではないかと心配になるのだが
無理矢理どかせようものなら
ものすごい抗議が始まるのは目に見えているので
タイミングを見計らって
ハチ様に
どいていただく。
まったく猫さまさまだ。
そう言えばハチがうちに来たばかりの頃
友人が私の飼い主バカっぷりを見て
《我が家では 子猫が星の 王子様》という川柳を作ってくれた。
今やその子猫も5.5キロの筋骨リュウリュウ猫に成長し
王子様、というより王様の風格が出てきている。
変わらないのは
私の飼い主バカっぷりだけ、ということらしい。

ハチのお友達。

5596335c.jpg今日はアミオとくぅ~の生みの親、Rさんのお誕生日です。
なので、Rさんちの猫ちゃん達をアップしてみました~。
大分在住のシンバ君となっちゃんです。

第18回創作自由市場。

366aa230.jpg11月11日、下北沢・北沢タウンホールで第18回創作自由市場が開催されます。
今回の私の作品は《クロスケとふく子》。
私が作詞したものを
常磐津文字東久さんに三味線にのせて語っていただいて踊ります。
初めての試みですが
文字東久さんの心強いご協力を得て
楽しい作品創りをさせていただいています。
上演時間は20分程で
一人で踊る創作にしては大作になってしまいましたが
純情一途で陽気なノラ猫のクロスケ君が
セレブ猫のふく子ちゃんに恋をして・・というところから始まる
肩の凝らないわかりやすい内容で
最初から最後までクロスケ君のモノローグで構成してます。
創作は国立劇場などで踊らせていただく古典とはまたちがった難しさがありますが
ゼロから創造する、という辛くて楽しい作業をしてみると
より古典への理解が(私なりのレベルで、ではありますが)深まることもあり
創作はそういう意味でもやはり大切にしていきたいと思う活動のひとつです。
文字東久さんの語りも必見(必聴)です。
18時30分開場、19時開演。
皆様、ぜひおいでください!!

ため息。

光輝いているような
色あせているような

あの頃。

幾重にも折りたたまれて
片手に収まるくらい

小さく固まってしまった

あの頃。

手から解き放してしまうと

忘れかけていた

あの頃が

にじんでくる。
輝いているなら陰が深く
あせているなら哀れで

手の中でギュッと

しわくちゃになるほど

にぎりしめる。
借り物のようなやさしい巣箱で

ちっぽけな安堵と沿い寝しながら

胎児のように膝をかかえて
あの頃と

今の狭間の夢を見た。

ご立腹。

da726d62.jpg早朝からロケ。
お日様があたるまでは着物の上からブランケットをはおってないと寒い!
昼前に終了。
夕方帰宅すると
たった一晩離れていただけだったのに
例によってハチがなーんとなく不機嫌で
しばらく無視されてしまった。
そこがまた可愛いんだけど。

石川県。

仕事で石川県に来ています。
東京を出る時は半袖でもいいくらいでしたが

こちらはさすがにちょっと肌寒い!

石川県を訪れるのは初めて。

日本海を見るのも久々です。

アイドル。

7cd169fa.jpg創作自由市場のアイドルH君。

アップでもますます可愛い。

冷えは敵。

朝夕めっきり涼しくなってきた。
以前体を壊して
三ヶ月踊れなかったことをこのブログにも書いたが
それ以来
教訓というかトラウマというか
私の中では
体の冷え、とは
【世の中で最も恐ろしいもの】という定義になっている。
冷えは敵
冷えは仇
冷えは憎むべきもの!!
なので
【伊達の薄着】など私にはすっかり無縁のもので
寒い時期の私の防寒対策たるや
我ながらなにもそこまで・・・というレベルで
舞踊家としては賢明だが
女性としてはいかがなものか、と思える程だ。

強力な敵にはやはり完全武装で立ち向かわなければっ!!
着物は袖口や襟足など風通しのいい部分があって結構寒い。
冷えないためのありとあらゆるグッズをバッグに入れて
大荷物でウロウロする寒い季節が
今年もそろそろやってくる。
ところで
先日超ポジティブシンキングがモットーのある知人がおもしろいことを言っていた。
《病気になったら、あ~治す楽しみができてうれしいなぁ、くらい思わなきゃ》というもの。
大病を克服した人であるだけに
相当の深さと説得力があった。
冷えないための万全の予防と
多少の風邪くらいには負けないポジティブな姿勢。
これで今年の冬を元気に乗りきろうと思う今日この頃。

かつら合わせ。

d050716d.jpg今日は新春舞踊大会で使うかつらの合わせです。
銀色に光っているのが台金というかつらの骨格になるもの。
かつら屋さんの芸術的なわざで
私の頭にピッタリの形が造られていきます。

新入り命名。

596bb06d.jpg「くぅ~」ちゃん。
よろしく。
この子はなんとなく女の子かな。
ハチの妹でくぅ~。

Rさん、名前決まったよ~。

見つかったー!!

なんと!!
落とした携帯電話が見つかりました!!

警視庁の遺失物センターに届いていたのですが
いろんなデーターが復旧できたこともさることながら
携帯を拾って届けてくれた人がいたことが
なんだかすごくうれしかったです。
携帯電話なんて拾ったってわざわざ届けてくれる人なんていないよな~と
まるっきりあきらめていたのですが
世の中捨てたもんじゃない!!
結局
データーは戻ったし
ドコモの携帯補償サービスで新しい携帯電話も手に入ったし
さらに
携帯補償サービスって基本的に紛失した電話と同型のものが補償されるのですが
たまたま同型のものがなかったらしく
ひとつ新しい機種が送られてきました。
そろそろ機種変したいなぁと思っていたところだったのですが
それが手数料だけでできちゃったわけです。
なんだか災い転じて・・って感じです。
もちろん落し物をした自分の不注意はちゃんと反省し(?)
万一の時のために
電話番号お預かりサービスとやらも契約してバックアップも万全にしました。
ところで遺失物センターの英語表記ってLOST AND FINDなんですね。
なるほどーと思ってしまいました。