浴衣会、無事終了しました。
弟子達皆々この一年のお稽古の成果が十分出ているようなできばえで
私の師匠の錦吾先生からもお誉めの言葉をいただきました。
本当にお疲れ様でした!!
そんな皆の姿をバシバシ写真にとり
ブログに掲載しようと思っていたら
なぜかカメラのご機嫌が悪かったみたいで
どれもこれもボケボケでした・・。
他のカメラで撮ったものがあがってきたらアップしますね・・。
2009年 6月 の投稿一覧
着物っていいな!
あさぎ色に紺色のボカシが入っている紗の着物を着て
青山のスターバックスに行った。
注文をして
いかにも今風のアルバイトとおぼしき若い女の子の店員さんに代金を渡そうとした時
突然彼女が思いきったように
《あの、あの、綺麗な着物ですね!》と話しかけてきた。
私はこんな時
本当に本当に嬉しい、と思う。
およそ着物というものからはもっとも遠いところにいる、と思われるような世代、風貌(←手足がスラリと長く、子供の頃から椅子の生活があたりまえだったのだろう、という意味です)の若い女の子達が
なーんとなくでもいいから
着物ってちょっといいな、と思ってくれることが
とにかく嬉しくて仕方ない。
日本人の着物離れ、みたいなことが最近よく言われるが
なんかよくわかんないけど、
着るの大変そうだけど、
でもやっぱり着物って綺麗だな、と
理屈抜きで素直に感じてくれる若い女性がいるかぎり
まだまだ大丈夫!!(←何が大丈夫なのかわからないが)と思ってしまうのだ。
セーフティ・レイン。
今年も梅雨の季節がやってきた。
ということはつまり私にとっては
傘を何本なくすか知れたもんじゃない季節、ということだ。
切符、バレッタ、はずした指輪など
私には《その後どこに置いたかまったく記憶にない》というパターンになるものがたくさんあるが
傘はそのサイたるもので
途中から雨がやんだ時などは特に
朝持って出た傘とともに無事に帰宅する、などというのは奇跡に近い(ちっとも自慢じゃないが)。
そんな無駄に傘代がかかるうっとーしー季節ではあるが(←なんだか自分のいいかげんさへの反省が全く感じられない文面ですね・・)
なぜか雨の降る夜は
一年中眠りの浅い私が比較的熟睡できることが多く
そういう意味では貴重なシーズンと言えなくもない。
外は嵐でも自分は安全で心地のいい空間にいる、という妙な安心感のせいなのか
とにかく
雨の音が強ければ強いほど
落ち着いて眠ることができる。
そう言えばスヌーピーのキャラクターの中に
ライナスという、自分が赤ちゃんの頃から使っていた毛布を肌身はなさず抱きかかえている少年がいる。
《セーフティ・ブランケット》というそうで
直訳すると《安全毛布》だが
それさえ持っていれば絶対の安心感を得られるアイテム、の意味なのだろうと解釈している。
私の場合はさしずめセーフティ・レイン、またはセーフティ・ストームといったところか。
心の平安をくれる夜の雨なのだから
雨につきものの傘のことも
少しは大事にしなくては、と常々思ってはいるのだが。
クリーニング屋さん。
仕事がら
夏の間浴衣のクリーニングの量はかなりのものになるのだが
たかが浴衣、されど浴衣、で
なかなか思うような仕上がりにならなかったりする。
引っ越し前に利用していたクリーニング屋さんは
かれこれ10年程のお付きあいだったので
安心してまかせることができたのだが。
まぁそれはそれとして
新しい街に引っ越してきたのだから
家の近くで信頼のおけるクリーニング屋さんを見つけようと
この2、3ヶ月いろんな店をためさせてもらっているのだが
どれもイマヒトツ。
で、今日
某Hクリーニング社から却ってきた浴衣を見てびっくり!!
確かに《糊はかためで》とはお願いしたが
一応は人が着るものなんだし
ものには限度というものがあると思うのだが。
ひどいたたみ皺もいただけないが
それよりもなによりも
とにかくベニヤ板のようなバリンバリンのものが却ってきたのだ。
奴凧じゃないんだからさぁ~というツッコミのひとつも入れたくなるレベルだ。
あまりの固さに
これ、きっと糸をつけて風の強い日にさらしたら天高く上がってくれるな・・などと感心すらしてしまった。
ほぼ毎日渋谷、世田谷界隈をウロウロしてます。
浴衣を凧に変えてくれるおもしろいクリーニング屋さんもいいけど(いいか!?)
どなたかその近辺で腕のいいクリーニング屋さん知りませんか~?
災害救助犬。
日本レスキュー協会が
災害救助犬育成のための協力を呼びかけ
渋谷で街頭募金を行っていました。
募金を手伝っていたラブラドール・レトリバーのバーク君。
バーク(BARK)=吠える、の意味から付いた名前かな?
どんな時でも
飼い主さんの目をじっと見つめて命令を待っている
まさに《犬のプロ》という感じの
頼もしいバーク君でした。
しかたがない。
君が
可愛くて
しかたがない。
君の
命が
いとおしくて
しかたがない。
今日の稽古場から。
浴衣会が間近になってきました。
いつもよりさらに熱の入った最終段階のお稽古で
弟子達も皆頑張っています。
そんな中
弟子のAさん、Sさんと談笑のひととき。
たまたま今日は二人の浴衣がおそろいでした。
この浴衣は花柳流のもので
涼しげで優しく
私も大好きな柄です。
不思議なもので
何度も何度も浴衣や着物を着て、お稽古を積んでいるうちに
いつの間にか
着物を着た姿が見違える程美しくなっていきます。
AさんもSさんも
最初から着物が似合ってはいたのですが
似合い方が変わってきた、と言ったらいいのでしょうか
一言で言えば《着物が板についてきた》ということなのですが
ただ可愛い、だけではなく
着物の持つ、しっとりとした色気のある風情や
気持ちがきりりと引き締まるような凛とした風情などを
なんとなく違和感なく受け入れているような似合い方、と言ったらいいのでしょうか。
師匠としては
弟子達のそんな頼もしい着物姿を見るのが
なによりうれしいものです。
江戸絞り。
萩といえば秋の花ですが
これは夏萩で《江戸絞り》というなんとも風流な名前だそうです。
着物や帯の柄にもなりそうですね。
私は秋生まれなので
萩、というのは縁のない花でもないのですが
夏萩なるものがあるのははじめて知りました。
そもそも私は花に関してあまり詳しいほうではありません。
日本舞踊家のハシクレとしてはあるまじき話ですが
動物に対する興味や知識の度合いから比べると
植物へのそれは
おそまつなかぎり、という感じです。
そんな植物オンチの私ですが
最近引っ越した先に庭があるせいか
少しずつ
花や木の性格というか声というか
そういうものにベクトルが向くようになってきました。
名前も知らないような小さな草花が一生懸命咲いているのを見つけると
なんだかいじらしくて可愛いいなぁ~と思ってしまいます。
同義語だらけの辞書。
《わがまま》も
《悪戯》も
《甘え》も
みんな
《可愛い》。
君が来てから
私の辞書は同義語ばかり。
クロスケとふくこのカレンダー。
前回の創作自由市場で上演させていただいた
陽気な黒ネコクロスケ君と
セレブな白ネコふくちゃんの恋のお話を描いた
《クロスケとふくこ》という作品があるのですが
先日弟子のKさんが
《先生、クロスケ君とふくちゃんのカレンダー見つけたんで、思わず買っちゃいました》と
見せてくれたのがこの挿絵。
写真だとわかりにくいかな?
手前に黒ネコ、木の向こうに白ネコがいて
お互いを見つめあっています。
なるほどこれは
私の作品の主人公、クロスケとふくちゃんのようにも見えますね!
作品を創っていて一番うれしいのは
もしかしてこういう瞬間かな、と思います。
たとえそれがどんなにつたない駄作であっても
自分で創りあげた作品は
自分にとって大切なものであり
その作品の中で息づいてくれた登場人物達というのは
やはり愛しいものなのです。
そのかわいい分身達の名前が
私以外の人の口から呼ばれ、語られる、というのは
なんだか我が子が成長してくれているみたいで
本当にうれしいものです。
私の中で生まれてくれたクロスケ君とふくちゃんが
Kさんの心の中にも存在してくれているとしたら
こんなに素敵なことはない、と思うのです。
完治!!
ひめのちゃん、メールありがと~。
写真撮ってる場合じゃ・・。
このところの忙しさでちょっと疲れ気味で
抵抗力が弱っていたのか
眼球に傷がついて目の周りも腫れてしまいました。
点眼で3、4日程で治るものらしいのですが
その間目のお化粧はNGということで
なんだか顔の右サイドだけボーっとした感じなので
とりあえず眼帯をつけることにしました。
写真撮ってる場合じゃないのですが
ま、はじめての経験、ということで。
並木橋・なかむら。
《並木橋・なかむら》の下見(味見?)に行ってきました。
しかもリーズナブルで、
きびきびと働く様子も気持ちいい。
渋谷のジェラード屋さん。
渋谷にできたジェラード屋さんで。
お店の名前も
カップに入れてもらった三種類のジェラードの名前も
難しすぎて覚えられませんでした(それどころかジェラードの名前を読みあげるのすら大変。《えーと、この長いカタカナの名前はどこで区切ったらいいの?》って感じでした・・)。
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