猛暑の間は
〈暑苦しくても可愛いからいいの~〉と言いつつ
毛皮に包まれたハチを抱っこしていたのだが
今日くらい涼しいと
ハチのフワフワの毛皮は
とても気持ちいい。
ハチ、こっちにおいで~。
2007年 9月 の投稿一覧
かわら版。
日本舞踊協会・東京支部の機関紙〈大江戸かわら版〉に
記事を書かせていただくにあたって
国立環境研究所の江守さんにお話を伺いました。
環境問題をとりあげた番組などでコメンテイターとしてよくお見かけする江守さんは
その方面の第一人者ですが
素人の私達にもわかるような易しい言葉で丁寧に説明してくださいました。
ありがとうございました
創作の音作り。
11月6日、北沢タウンホールで
創作自由市場を開催します。
今回の私の作品は以前上演した<雨>の再演で
テーマは変えずに作品をリメイクし
初演では一人で踊ったものを二人立ちにしました。
タイトルは<AMEGAMI~雨神~>。
乾ききった大地や木々を
嬉々として揺り起こし目覚めさせる
雨神達の踊りです。
今日はその<AMEGAMI~雨神~>で使う音の編集で音響さんに来ていただき
音入れの作業をしました。
毎度のことながら
「この音とこの音をあと0.5秒早く重ねてください」
「もう気持ち耳に聞こえる音がはっきりするとありがたい」
「もう2秒音をのばしてください」などなど
私の細かな注文に魔法のように自由自在に答えてくれる音響さんに感動。
また専門家のお立場からいろいろと客観的なアドバイスもいただき
本当に感謝感激です。
前回の音入れ時よりさらにバージョンアップしたソフトで
約5時間で編集終了。
おつかれさまでした。
はまりもの。
そのような幸せ、不幸せ。
チンケな小箱を後生大事にかかえこんで
中に残っている量を気にしながら
姑息な帳尻合わせに神経をすりへらし
おずおずと
箱から取出し差し出す愛情の貧しさ。
心という無限の宇宙で
汲めば汲むほど湧き出てくるから
少しくらい取りこぼしたところでおかまいなしで
両手両腕ですくい上げては
何度でもいくらでも
おしみなく差し出す愛情の豊かさ。
Sant′ Eustachio とかいうカフェ
イタリアに行ってたSさんが今日からお稽古場に復帰。
チョコレートをおみやげにいただきました。
サントなんとかっていうカフェ(イタリア語ではバール?)のコーヒー豆を
チョコレートでコーティングしたもの。
知っている人は知っている有名なチョコだとか。
香ばしくておいしい!
飼い主バカ、全開!
私とハチのお誕生日は同じ9月14日。
正確に言うと
〈生まれたばかりのこんなネコがいて里親を探している〉という電話をいただいたのが
4年前の9月14日だ。
ハチは初対面の人間でも全く警戒しないどころか
会った瞬間から友好モード全開の愛されキャラだが
意外にもヤツの生い立ちは結構悲惨だ。
4年前あるペットショップの前に
へその緒がついたままの3匹の赤ちゃんネコが
ビニール袋に入れられ
母親の胎盤ごと捨てられていた。
ショップの店員さんが見つけ
あわてて処置をし暖めてあげたことで
なんとか3匹とも死なずにすんだ。
その3兄弟のうちの1匹が今のハチ。
とりあえずしばらくは緊急避難的にそのショップで育てるにしても
飼ってくれる里親を探さなければ、ということになったのだが
その店員さんのご友人が私のお弟子さんのKさんのお嬢様だった関係で
〈筋金入りの動物好き、の先生なら飼ってくれるかも〉ということで
私に白羽の矢が立ったというわけだ。
それから一ヵ月が過ぎた頃
ハチが我が家にや
ってきたのだが
その後の私の聞くにたえない飼い主バカっぷりはご承知のとおり。
そんなわけで悲惨と言えば悲惨なのだが
ハチの悲惨な運命は生まれてからの何時間か(?)のみで
ペットショップでも店員さん達にさんざん可愛い、可愛いとかわいがられ
我が家にやってきてからも
私の(ヤツにとっては時々やや迷惑なくらいの)過多な愛情に見守られ(または付き合わされ?)
ハチのまわりにはいつもホワホワとたくさんの愛情が浮遊していた(と私は勝手に思っている)。
ハチはだから他者に愛されることも
また自らの愛(?)を主張することも
あたりまえのようにごく自然に受け入れる陽気で甘えんぼのネコになった。
ハチのまわりではいつも
愛情がいっぱいつまったシャボン玉みたいなものが楽しそうに飛び回っている。
時々お得意のネコパンチで割ってしまうのだが
次々に新しい愛色のシャボン玉が生まれてくる。
そしていつのまにかハチ自身が
そのシャボン玉の発信元になってしまった。
だから
おこがましくもハチを幸せにしてあげてるつもりの人間が
ふと気付くとハチにやさしい気持ち
をもらってたりする。
私の中のハチの佇まいはそんなイメージ。
ハチ、お誕生日おめでとう。
秋の味覚。
浴衣ざらい終了。
終演後お食事会に行く前に撮影。
皆々浴衣ざらい前と後では比較にならないくらい上手になりました。
用意した席が足りなくなるくらいたくさんのお客さまに来ていただきうれしいかぎり。
花柳錦吾先生、常盤津文字東久先生にもご出演いただきました。
本当にありがとうございました。
浴衣ざらい終了・2。
浴衣ざらい終了・3。
浴衣ざらい終了・4。
浴衣ざらい終了・5。
残暑と風邪。
お流儀の講習会。
今日は久々にとびきりの残暑でとにかく暑い。
講習会といえども舞台の上は照明があたっているためますます暑い。
こうして汗をかき
肌襦袢を着替えてもまた汗をかき
風邪の完治はいつのことやら・・。
ところで〈風邪をひいたまま仕事をしているタクシードライバーは傷害罪だ!〉と言い放った知人がいる。
極論だとは思うが
確かに狭い密室に不特定多数の乗客を迎え入れる仕事で
人様にうつす病気をかかえているというのはいかがなものか、とは思う。
以前も書いたが私など風邪がこじれて救急車さわぎ、というパターンが一度や二度ではないから
やはりそんなタクシーには乗りたくないと思う。
が、一方でうつされるほうの自己管理にも問題があるわけで
風邪をひいて具合が悪い時のつらさというのもいやというほど理解できるし
同情のひとつもしたくなるというものだ。
要はお互いの自覚の問題ということだろう。
風邪をひいてしまった方は
人前でつらさをアピールするより
一刻も早く治す最大限の努力をすべきであり
そのまわりにいる方は
はからずも風邪をひいてしまった当人をいたわる気持ちと
さらに風邪をうつされないための自己管理を徹底させる。
知人が乗り合わせたタクシードライバーは
例えばやむにやまれぬ事情で
どうしても仕事を休むわけにいかず
風邪をひいているにもかかわらず
密室にお客様を迎え入れている申し訳なさ、みたいなものでも感じられれば
またちがった言葉も言えたのだろうが
マスクもせず狭い車の中で当たり前のようにゲホゲホやられたそうで
うつされた方が寝込んで仕事にいけなくなったらどうする気だ、と
〈傷害罪だ!〉というまったくもって思いやりのない一言が口をついて出たということだ。
理解できなくもない話だ。
・・などなどつらつら考えている暇があったら
私もとっとと完治させなきゃー。
誰かにうつしでもしたら大変だ・・。
アメニモマケズ・・。
ド根性系お弟子さん・2。
しつこいなぁ・・。
寝込むほどじゃない体調の悪さが続いている。
風邪の後遺症なのだが
あまりのしつこさに閉口する・・。
同じしつこさでも
こちらが根負けするまで
自らの要望を主張してくるハチの
〈遊ぼー、遊ぼー、そんなのほっといて今すぐ遊ぼー。〉
〈起きてー、起きてー、おなかすいたのー、たいくつなのー、今すぐ起きてー〉攻撃なら
可愛いばっかりだが。
浴衣会間近。
間近にせまった浴衣会。皆々奮闘中(!?)。
そんな中
Kさんが懇意にしている書道家のH先生に
浴衣会の看板の字を書いていただきました。
いろんな人達のお力添で
浴衣会がよりあたたかみのあるものになっていきます。
感謝。
奮闘中・2。
《匂い》。
いつだったか友人とテレビを見ようとスイッチを入れたら
いきなりジャック・ニコルソンの顔がドアップで画面に映し出された。
なにかの映画だったと思うが
そのドアップを見た瞬間
友人が《なんかこいつって軍人みたいだな》とつぶやいた。
ジャック・ニコルソンは別に軍人の扮装をしていたわけでもなく(バスローブ姿だったか?)
それとわかるセリフを言っていたわけでもない。
つまりなんの判断材料もなかったにもかかわらず
ただパッと見た瞬間
そう思ってしまったのだという。
友人に言わせると《そう思わされた》という感覚なのだそうだ。
そしてそれは大当たりで
ジャック・ニコルソンはまぎれもなく軍人の役だった。
そういえば私も以前ある生命保険会社(?)のCMで
(いい意味で)ものすごく獣くさくてセクシーなパフォーマンスをする男性を見て
突然《あ!(真夏の夜の夢の)パック!》と思ったことがある。
のちにその男性がリンゼイ・ケンプというアーティストで
真夏の夜の夢の日本公演で来日するカンパニーの代表であり
彼の役はまさにパックである、ということを知った。
受け手に対してなんの説明もなく
また受け手側になんの知識もない状態で
会った瞬間なんとなくそれらしらを感じさせてしまう存在感、というのは驚異だ。
日本舞踊ではよく〈匂い〉という表現が使われる。
《どこがどうっていうんじゃないんだけどなんだか匂いがちがうんだよなー》とか
《江戸前の匂いがしないんだよ》といった類のダメだしは
もちろん私自身もされるし
舞踊雑誌の評などでもよく目にする言葉だ。
曖昧模糊として難しいが
一番大切な
〈なんとなくそれらしいいい感じ〉。
未熟者の舞踊家としては
ジャック・ニコルソンの爪の垢でも煎じなきゃ・・。
男子リレー。
男子4×100㍍リレーが5位。
が、十分メダル争いにからむような5位。
2度もアジアレコードを更新した価値ある5位。
美しいアスリート4人に感動。
気が付いたらテレビの前で正座して観ていた。
日本人が短距離で世界を相手に戦える時代になってきた。
もううれしくてしょうがない。
朝原辞めちゃうのかなー。
北京で走ってくれないかなー。
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