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君が歩く。
一歩足を差し出すそのたびに
《好き、好き》という
足音がする。

君が眠る。
寝息にあわせてふくふくと膨らむお腹が
《だぁぁぁいすき~、だぁぁぁいすき~》と言っている。

君はどこから来たのだろう?

小さな心と体を
《好き》でいっぱいにしている
幸福の使者。

ついにたくさんの《好き》が抱えきれなくなって
ダムが決壊したように
君の口から
《すきぃぃぃ》という鳴き声が
あふれだした。