厚手のコートの中に日だまりを抱いた人達が
真冬のスクランブル交差点に流れ込んでくる。
雑踏に逆流して歩きながら
私はどんなツラガマエをしているのだろう。
一人で進む清々しさに
凍えた頬と唇が
ほころんでいればいいのだけれど。
2009年 1月 の投稿一覧
覚悟。
お流儀の講習会の帰り
お友達のSさんに
《miel》という銀座のドーナツ屋さんに連れていっていただきました。
ドーナツといっても焼きドーナツ屋さんで
甘すぎずさっくりとおいしいぃぃ。
ところでSさんとはもう15年のお付き合いなのですが
今日久しぶりに
あれやこれや二人でとりとめのない話をしているうちに
改めて《いい女だなぁ・・》と思ってしまいました。
何が《いい女》なのか
一言で言えば《覚悟》でしょうか。
傷つく覚悟
受け入れる覚悟
逃げない覚悟
愛する覚悟
そして
幸せになる覚悟
つまり
生き抜く覚悟、ということなのかもしれません。
恥ずかしながら
どれも私に足りないものだらけで
年下のSさんに教えられた気がしました。
以外に。
早く、早く。
待っているんだから
迷ってないで
早く、ね。
シャコウジレイなんて言ってないし
口にしたことは
以外に本当だから
待っているんだから
早く、
早く、
ね。
打ち上げ。
恵比寿のZestで
映画《Ballad~名もなき恋のうた》の打ち上げがありました。
総勢300~400人位(?)の大パーティ。
以前も書きましたが
山崎組は『プロ中のプロの集団』、という感じで
特にあのロケ地の厳寒の中
おのおのの持ち場で黙々と最高の仕事をしようとするキャスト、スタッフの姿勢は
ほとんど感動もので
本当に胸があつくなったことが何度もありました。
この仕事をさせていただいて幸せでした。
微力ではありますが
ほんの少しでもお役に立てたのであれば
こんなうれしいことはありません。
今は編集の段階に入っていますが
これから宣伝や予告がどんどんメディアに流れていくと思います。
9月5日公開の《Ballad~名もなき恋のうた》。
皆さまどうぞ劇場でご覧くださいね!!
江戸川乱歩の「陰獣」。
月船さららさんと出口由実子さんが立ち上げたユニット《metro》の
旗揚げ公演「陰獣」を見に行ってきました。
クオリティの高い大人の芝居。
休憩なしの2時間15分があっという間でした。
ハチの背中。
幸せなこと。
心がヒリヒリと痛むようなつらいことがあった時
一緒になって
心を痛めてくれる人がいる。
一緒になって泣いてくれる人がいる。
それだけで
どれほど慰められることだろう。
痛みの共有が希望につながるとは
なんと幸せなことだろう。
プリティ・フェイス。
二人で。
この気持ちは
誰にも言わないでいよう。
最後の最後まで
私と君と
二人だけの秘密にしよう。
くじけそうで
壊れそうな
こんな思いを
二人の両手でそっとあたためて
いつか
日だまりのような
やさしい花を咲かせよう。
共犯者の絆の深さを確かめ合いながら
君と流した涙で
乾杯しよう。
稽古始め。
私のスケジュールの都合でずいぶん遅いスタートになりましたが
今日は稽古始めでした。
お正月のお餅太りの人
新しい仕事が決まった人
風邪をひいちゃった人
海外の仕事から帰ってきたばかりの人
etc、etc・・。
皆それぞれですが(写真撮れなかった人、ごめんなさい)
今年も一年
楽しく元気にお稽古しましょうね~。
城南ブロック新年会。
こいつぁ春から縁起がいいや~。
写真(ものすごいピンぼけですが・・)の右側に写っているのは
自由市場のアイドルH君のママ。
クランク・アップ。
本日、映画無事クランク・アップしました。
《Always~三丁目の夕日》の山崎貴監督の映画で
新垣結衣さん、草剪剛さん主演の
《Ballad~名もなき恋のうた》です。
私は所作指導を担当させていただきました。
今秋9月5日公開予定。
皆様、ぜひぜひ映画館でご覧くださいねっ!!
強い気持ち。
今年の
そして
これから先ずっとずっとの
課題
強い気持ち。
気が強い、ではなく
強い気持ち。
色濃く
艶やかに
踊りを
生きたい、と
思う。
強い気持ち
だからこそ
しなやかに。
まだまだ遠いところにいるけれど。
なんとなく気分が悪いこと。
こズルイ人の行動・思考パターンというのは
単純でわかりやすい。
しかも自分では
首尾よく立ち回れている、と思い込んでいるらしく
世の中を甘く見ているというか
自らを過信しているというか
とにかくバレてないつもりで振る舞うから
なんだかうんざりしてしまう。
たれ流しの記憶力レベルでは
自分で思っている程他人は騙せないもの、と気付き
セコイ画策をあきらめて直球勝負に出るか
または
本当にズル賢くなるか
どちらかだと思う。
中途半端なズルさなど
中途半端な愛情と一緒で
ただただ気分が悪くなるだけだ。
理解もなければ実りもない。
新春舞踊大会。
お正月早々
本当にたくさんの方にご来場いただきました。
皆様、ありがとうございました!!
謹賀新年。
あけましておめでとうございます。
今年もハチともどもよろしくお願いいたします。
今年は1月5日の国立劇場から始まります。
荻江の《鐘の岬》を踊ります。
皆さまぜひぜひおいでくださいませ。