渋谷から電車で9分、という便利さにもかかわらず
稽古場最寄り駅・井の頭線永福町駅からは、富士山を望むことができます。
もちろんお天気が悪かったり、晴れていてもガスってたりすると
なかなかその雄大な姿を拝むことはできず
いろんな条件が揃ってはじめて
「頭を雲の上にだし、四方の山を見下ろす」富士山に出会えます。
私は弟子のお稽古でもよく
「富士山の裾野のようになだらかで優美な首肩のラインを作れるように、背中や二の腕の裏を使ってね」という言い方をしますが
見習いたくても見習えない富士山の神々しい佇まいに出会うと
自然と頭(こうべ)が垂れ
両手を胸で合わせてしまいます。
そして永福町駅では、「富士山待ち」をする同じような思いだろうカメラおじさん達をよく見かけます。
そして
こちらは翡翠。
育休中の弟子が、0.5才の子どもを連れて公園を散歩している時に偶然遭遇し
あわててスマホのシャッターを押した、とのこと。
近くにいた老紳士に「あんた、いいタイミングだったね〜」と言われたそう。
狙って待っていても遭遇できなかったり
やっと出会えてもなかなかカメラにおさめられなかったり
その美しさ故「飛ぶ宝石」と称される翡翠ですが
実は「清流のハンター」という異名も持っているほど
俊敏でアグレッシブなところもある鳥です。
遭遇も含めて、撮影の難しさではトップクラスの翡翠をスマホで撮影できたとは
コロナ禍でも元気に生まれてくれた赤ちゃんの未来も幸せいっぱい、のはず。
「幸せの青い鳥」からのちょっとした祝福だったのかもしれません。
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