本は読んでナンボ。

読んでおきたいな、と思う本を見つけるとすぐにポチッてしまう。

子供の頃から本好きで、とにかくジャンル問わずよく読んだ。

学生の頃のゼミの研究テーマは「ブレヒト」だったのだが、ブレヒトに関わらず好きな作家に出会うと、その作家の小説を片っ端から読みあさり全て読破していた。

多少の忙しさと

今でも無駄に(?)目がいいため、年齢相応に老眼鏡なるものをかけないとやはり目が疲れてしまうということにやっと気づき、人生で初めての「眼鏡をかける」という手間暇を体験しているのだか、それが面倒で面倒で仕方ない、ということもあって

本を買ったはいいが手つかずのまま、未読の本がたまっていく、という日々が続いている。

すでに鬼籍に入られているが、昔、着物大好きで「趣味は着物」というご婦人がお稽古にいらしていて

(経済的にお厭いのない立場だったこともあって)やたらと呉服屋さんで目に付いた着物を購入されていた。

が、着物を買って着物専用の納戸に収めるとそれですっかり満足らしく、増え続ける素敵な着物に袖を通されることはほとんどなかった。

「着物は着てナンボなんですから、ぜひ着てください。せっかくよくお似合いになるのに(実際本当に着物のよく似合う素敵なおばさまだった)もったいないですよ〜。箪笥の肥しじゃ着物も可哀想。」とよく言ったものだった。

物のレベルは違えど、今の私の本事情も似たようなものだな、と思う。

本は読んで身になってナンボ、手に入れた段階でホッとしているのはいかがなものか。

 

ところで先日のサモエドカフェに一緒に行った友人から新しい写真が送られてきた。

その中に、やたらと「オヤツ圧」のすごい子がいて、今更ながら笑ってしまった😆。

 

 

 

コメントを残す

*