大学時代の友人達と「歳のとり方」について話した。
同じ時代を同じ場所で過ごした友人と話すのは
お互いの恥ずかしい(??)時代をよく知っていることもあって
いまさら無駄な見栄をはったり、遠慮したりする必要もなく、楽しいものだな、と思う。
どう見積もっても人生の折り返し地点は過ぎた年齢になってくると
残りの時間をどう使うか、というのは
卒業後それぞれ全く違う人生を送っていても、共通する課題ではある。
ところで最近ビリー・ジョエルのライブビデオをユーチューブで見たのだが
久々に見たビリー・ジョエルは昔のイメージと随分違っていて
フサフサだった髪はスキンヘッドになり
線の細かった身体は随分と恰幅よくなっていた。
が、しびれるような歌声と伝説のピアノは健在で
狂気と紙一重のようなナイーブさが代名詞だった若いころも素敵だったが
今の、長い睫毛の影に深く刻み込まれたシワが見え隠れするビリー・ジョエルも、とても素敵に思えた。
年齢に見えない(ほど若い)ことを目指して日々努力するのも意義あることなのだろうが
歳相応のシワに、その人のこれまでが昇華されてるような顔になれたらいいなぁ、と思う。
※アートにエールを!東京プロジェクト(ステージ型)」にて
確かに