グッドタイミング。

043297fd.jpg怒り、哀しみ、不安、不満、妬み、嫌悪、などなど
負の感情をちょっとでも心の内に抱えながら家の中をウロウロしていると
まことにいいタイミングで
ハチにうしろから〈ニャア〉と声をかけられることがある。
ハッと我にかえって振り返ると
そういう時のハチは決まって不思議そうな顔をしている(ように見える)。
猫飼いの方ならご理解いただけると思うのだが
飼い主は自分の飼い猫が何を言わんとしているのか
その鳴き方でだいたいはキャッチできる(と思っている)。
ハチのその不思議そうな鳴き声を翻訳するとしたら
〈なんか変なものが君のまわりに見えるよー〉ではないか、と思う。
負のオーラを撒き散らしながら
その自らのオーラで窒息しそうになっている私の姿は
ヤツにはさぞ不気味なものに見えるのではあるまいか。
飼い主の大いなる勘違いと思い込みで
もしかしたらただ単に
〈おなかすいたー〉とか
〈あそぼー〉とか
その程度のことを言っているのかもしれないが
鳴き声のあまりに絶妙なタイミングに
そんなことを考えたりする。

コメント

  1. allegrettoの飼い主 より:

    動物的カンって凄いですね!…やはり心配なのですよ、ママのことが。

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