この1年。

今年もあとわずかになりましたね~。
ふり返ると
この1年は私にとってめまぐるしい変化のあった年でした。

まず2回の引っ越し!!
報告が遅れましたが、私、先日再度引っ越しました!!
本当は来年か再来年あたりを考えていたのですが
ひょんなことから
あまりにも希望条件にピッタンコの物件に逢ってしまったために
これも縁なのかな、と思い
考えていたよりもずいぶん早いタイミングになりましたが
決めてしまいました。
この忙しい時期に
ありえない手際のよさで引っ越しを決行することができたのですが
それもこれも骨身を惜しまずお手伝いしてくれた弟子達やお友達のおかげ。
引っ越しの翌々日には
それまでと全く変わらない環境で普通にお稽古することができました。
Kさん、Fさん、Mちゃん、Aさん、Tさん、Sさん、Kちゃん本当にありがとう!!
新居は快適この上なし。
なによりハチが格別に気に入ったようで
毎日ご機嫌よろしくお過ごしであらしゃります。

もう一つの変化は
今までの自分ならおそらくしないほうの選択をしたこと。
そしてこの選択は正しかった、と思っています。
もちろんどんな選択であれ
それが正しかったかどうか、という結果は
本人の意思でつかみとっていくもので
選択の答えを出すべく努力をするプロセスが美しいものなのかもしれませんが
その意味も込めて正しかったと思っています。

人を見る目が(いい意味で)変わり、その延長で自分を見つめるチャンスが増えたことも変化の一つでした。
以前このブログでもお話しましたが
4年前私は大病をし
3ヶ月の闘病生活を送りました。
その時にも感じたことですが
この夏風邪から体調を崩し
闘病とは言えないレベルですが
やはり1ヶ月寝込んでしまった時
つくづく
自分の存在が情けなくなってしまうほどの大病を経験したことのない人間というのは
病人に対して
驚くほど残酷な、
または
正論ではあるかもしれないけど
全く血の通っていない机上の空論のような理屈や要求を
平気で投げかけられるものだな、と思いました。
もちろん
そんな言葉を吐いている人間に意地悪な気持ちなどは全然ないと思うのですが
したり顔で珍しくもない理屈を振りかざす姿そのものが
闘病している立場の人間、
またはかつて闘病した経験のある人間にとっては
心をえぐられるような怒りや苦痛、寂しさや孤独を感じさせてしまうものです。
だから辛かった、というつまらない愚痴を言いたいわけではなく
つまりどれほど優しい人間であっても
立場の違いを理解できないばっかりに
知らず知らずのうちに相手を深く傷つけてしまうことがあるのだ、ということを忘れてはいけないのだな、という話です。
元々人間ができてない私など
相手の立場を無神経にも理解できず
自覚のないまま思いやりのない言葉を投げかけてないか
考えるとゾッとしてしまいます。
が、自分が経験したことのない立場を正しく理解するというのは
やはり私ごときにはなかなか難しいことのように思います。
ですから少なくとも
相手の立場を自分は想像の範囲でしか理解してはいないのだ、ということを
自分に言い聞かせる程度の手間と礼儀だけは
ユメユメ忘れずにいようと思います。

ということで
いろんなことのあったこの1年。
それが全て血となり肉となる来年でありますように。
皆様にも素敵な来年が訪れますようにと願うクリスマスです。

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