君が何度目覚めても
私は君のそばにいるよ。
ある日
私が目覚めた時
君が消えてなくなっている
そんな未来が確実に来ることは
どうしたって受け入れられそうにないけど
でも
君がこの先
何千回何万回目覚めても
君の瞳の中にはきっと私がいる、と約束するよ。
そしていつか
最後の最後に
君の大好きな神様の腕の中で
めまいがしそうなほどの幸福感につつまれながら
静かに目覚めるといい。
それまでの幾夜もの眠りはすべて
そのたった一度の目覚めのためだったと
君は知るだろう。
どこまでも白になる光の世界で
ちっぽけな記憶を返上した君は
神様に抱きしめてもらいながら
憐れみでも私を思い出すことはないんだろう。
それでも
君が明日目覚めた時
そばにいられる私は
なんて幸せなんだろうと思うよ。
日出春さん、私のつたない文章にやさしいコメントをよせてくださって、本当にありがとうございますm(__)m。
自分の宗教観とは別に、最近よく、自分にとって大切なものとの永遠の別れのことを考えてしまいます。
この詩らしきものは、永遠の別れなど絶対に受け入れられないであろう、大切な存在の寝顔を見ながら書きました。
お恥ずかしいかぎりの文章ですが、そんなふうに感じてくださって、なんだかすごく嬉しいです!
素敵な詩ですね 感動しました・・・
今 私自身愛する人がいるという喜び。
またそれとは別に かつて愛した人との今生の別れを思い起こしましたが、天国でうまくやってんだろうなーという安心感を与えてくれました。
どうもありがとうございます。