いつまでも描きかけの絵のように

これでいいと思う

もうこれが精一杯と思って眠りにつく

そのあさはかで拙いまどろみから

私は何度でも気づき

何度でも目覚めていこう

いつまでも描きかけの絵のように

永遠の未完成に一色、もう一色と重ねて

迷い続ける、探し続ける心を

憐れみながら

愛おしみながら

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