手料理をいっぱい作ってきてくれたHちゃん、ごちそうさまでした!!
ブログ
春。
かつら合わせの帰りに通りかかった公園で
いち早く咲いていた桜。
仲間はまだほとんど蕾でしたが
さきがけて元気に産声をあげた(のだろう)可愛い桜一房。
《季の移ろい》・・・ときのうつろい、と読みます。
三世宗家家元 花柳寿輔三回忌追善舞踊公演
於・歌舞伎座。
4月28日・29日。
昼の部午前11時、夜の部午後4時開演。
私は28日の序開き《季の移ろい》に出演します。
皆様、ぜひおいでください!!
ちょっとかたい話。
こういう時には
必ずういうふうに考える、という
自分の思考パターンというのがある。
私はそれを《心ぐせ》と呼んでいるが
自分で嫌になる心ぐせ、
または気が付いていなかったがよくよく振り返って分析してみると
決してベクトルがプラスに向いてない心ぐせ、というのが私にはあって
ここ最近その心ぐせを克服しようと
徹底して自分の思考パターンを意識している。
そして
意識的に《こうであろう》としているうちに
だんだんその《こうでありたい》自分の居場所みたいなものが
心の中で確立しつつあるのを実感している。
快感、と言ってもいいこの感覚は
子供の頃
無意識に《そうであった》自分に
何十年ぶりかに再会した感動のようにも思う。
私が私として生きるのはあと何年だろう、とふと考える。
サマツな日常の在り方の部分はともかく
自己のもっともコアな部分で
自分を受け入れられないまま生きていくのは
なんともつまらない。
以外に思われるかもしれないが
私にとってなにより難しいのが
この根幹の部分での自己容認。
その難関に挑むべく
たぶん確実にそこに続くであろう自らの心の小さな変革を
ミッションを遂行する快感を味わいながら
日々心がけている。
フリー降車区間、なるもの。
最近自由が丘から出ているバスを利用することが多い。
このあたりはバスがとても充実していて
閑静な住宅街の中をこまかく網羅してくれている。
で
ある時間帯になると
なんと《フリー降車区間》というのがあって
その区間を走っている間は
自分の都合のいい場所でブザーを鳴らすと
停留所でなくても
バスが止まってくれる。
つまり乗り合いタクシーみたいなもので
まさに文字通り《お客様の足》となってくれるわけだ。
他のバス会社でもそういうサービスはきっとあるのだろうが
私は初めて遭遇し
えらく感動してしまった。
環状線を走っていないせいか
遅延も少なく本数も多い。
バスも捨てたもんじゃないなぁ~と思ってしまった。
顔。
バレンタインデーのお返しに
錦吾先生から桜のチョコをいただきました~。
ところで
今日は久々にプログラム用の写真を撮りに行ってきました。
誰しもそうだと言いますが
私も顔の左右がまったく違います。
こんなに違うものかな~と
写真を撮るたびに思います。
私はお世辞にも《優しいお顔だち》とは言えないので
少しでも柔らかい雰囲気がある(と自分では思っている)右サイドのほうがまだマシ、などと思ったりします。
それにしても
写真というのは
よかれあしかれその人の生きてきた軌跡みたいなものが現れちゃいますね。
文字のない履歴書みたいなもの。
造作の美醜については今更どうにかできるわけでもありませんが
深い深い顔になりたいなぁ~と
最近つくづく思います。
《Ballad》コマーシャル。
映画《Ballad》のテレビCMが流れだしましたよ~。
(なぜか)クレヨンしんちゃんと新垣さん、草なぎさんのコラボ、見てくださいね~。
終わりと始まり。
最近自分の周りでいろんなことが《終わって》いる。
終わることを切望していた事柄もあれば
さほど《終わり》に対して積極的ではなかった事柄もある。
が
先に進むためには
どんな形であれ
一度ご破算にする、というか
キリをつける、というか
とにかく終わらせなくてはならない(少なくとも私の場合は)、という気がしている。
ひとつ駒を進める快感は
なにものにも変えがたい。
何かを終わらせ、何かを始める。
その過程において
自分にとって本当に大切なものが何なのか
よりクリアになっていく清々しさを感じている今日この頃。
怪しい女店主。
弟子のAさんは
私の友人の俳優であり殺陣師でもあるKさんに演技レッスンを受けているのですが
今日はそのレッスンの発表会ということで
翠媛乃さんと応援に行ってきました。
天然系(失礼っ!)のAさんにあて書きしたとしか思えない《秘密のビデオ屋》(←実際は原作があります)の怪しい女店主、という役がぴったりはまっていて
翠媛乃さんも私も大爆笑で
楽しい時間を過ごさせてもらいました。
終演後、翠媛乃さんと。
Aさんデビュー。
江東区周辺を網羅している《レインボータウンFM》で
【ミュージックデリバリー】という音楽番組担当のラジオパーソナリティとしてデビューした弟子のAさん。
初回の録音を聞かせてもらいましたが
親(師匠)バカかもしれませんが
これがなかなかのもの!
プロとしてやっていくためにはまだまだ色々と勉強しなくてはいけないことがたくさんあるのでしょうが
嫌味のないさわやかな声で
とても好感が持てました。
3月の担当日は16日と23日の火曜日午後9時から。
ローカル局ですから江東区近隣以外の方はキャッチしづらいと思いますが
レインボータウンFM、で検索をかけるとホームページがヒットしますので
左上の入り口から入ってみてください。
ライブで音声と画像が拾えるそうです。
マダムとお食事。
私が尊敬するかっこよくて素敵な女性、Sマダムとお食事に行ってきました。
白金高輪駅から歩いて2分のところにある《快簇船》というお店なのですが
リーズナブルプライスの上に
贅沢な素材を飽きない味で仕上げてくれるとてもあったかいお店です。
マダムのお薦店だったのですが
なるほど納得!!
楽しいひとときを過ごさせていただきました。
3代目家元追善公演。
5月28日、29日
歌舞伎座で花柳流3代目家元追善公演が行われるのですが
私は28日の序開き《季の移ろい》に出演させていただくことになりました。
典雅な大輪の花のようだった3代目家元先生を偲び
精一杯つとめさせていただこうと思います。
また建て替えが本格化した現存の歌舞伎座も
本当に見納め、出納め。
長い歴史が刻まれた威風堂々たる劇場ともお別れです。
そういう意味でも
心をこめて踊らせていただきたいと思っています。
引っ越し完了。
雨の合間を縫って引っ越し完了。
新しい部屋を探検中のハチ。
なじんでくれるといいなぁ~。
ハチのことが一番心配なんですが
いろいろとバタバタで
ネコのみならず
人間もまだまだ落ち着かず
新住所お知らせのハガキを出すのも
当分先になりそうです。
行ってらっしゃ~い!
オペラ歌手の弟子のSさんが
ある試験で《蝶々夫人》を歌うことになり
蝶々柄の着物を衣装にチョイスしたSさんの着付けをお手伝いさせていただきました。
着付けが終わってうちから送り出す時は
もうなんだか着飾ってパーティーに行くかわいい娘を見送る気分。
Sさん、綺麗よ~、頑張ってこーい!!
不愉快だけど。
めったに会う相手でもないのに
数少ない出会いの機会の度ごとに
なぜか確実に不愉快な思いをさせてくれる人がいる。
よほど相性が悪いのか
とにかくもう笑っちゃうくらい(小泉さんじゃないが)
姑息でえげつないなぁ~と感じてしまう相手なのだ。
が、どんな相手だろうが
きっと何か意味があって出会った(会わされた)相手なのだろうから
自分に足りない何かを目覚めさせるための修行だろうか、とか
自分のネガティブな心グセをポジティブに変えていくためのチャンスだろうか、とか
何かプラスの方向に出会った意味を見つけようとはしているのだが
(私の立場からすれば)あまりに非礼でご都合主義的なやり方をされると
自分の心の進化などなくてもいいから
その類のヤカラには一生会わずにいたいと思ってしまう。
自分がイライラするのももちろん嫌なのだが
目を覆い耳をふさぎたくなるようなお粗末な言動に
ただひたすらドン引きしてしまうのだ。
言葉はコトダマ、つまり霊が宿る、と言われているように
人に毒を吐くことでしか自らを確立できない人の回りには
なぜかよどんだ空気が集まってくる。
私が澄んだ生き方をしているとはまちがっても思わないが
だからこそ
よどんだヘドロのような空気に触れるとかなりヘコンでしまう。
一生会わずにすむ、とはいかない相手なら
自分自身が何事にもブレない生き方をするしかない、
自分の自浄機能をブラッシュアップすべく努力するしかない、
それこそがその相手と巡り会った意味だろうに、と
未熟な自分に言い聞かせているのだが。
汚い水をスルリとかわすかキッパリと遮断するか
または理想を言えば
汚いと思わずにしなやかに受け入れることができるフレキシビリティを備えるか
そうすれば
少しは私のつたない踊りもマシになるかしら、などと考えながら。
引っ越し準備。
近々引っ越しをする予定なのですが
忙しくてなかなか進まない荷物のパッキング。
今日は弟子の翠媛乃さんが手伝いに来てくれました。
おかげで随分はかどりました!!
バレンタインデイ。
私の師匠の錦吾先生に
《義理チョコ》ならぬ
《いつもお世話になっております、本当にありがとうございます、これからもずっとずっとお元気で、よろしくご指導くださいませチョコ》。
込めた気持ちの多さのわりには
随分小ぶりのチョコでしたが・・。
《Ballad》打ち上げ写真から。
助監督のYさんと・・・。
《Ballad》打ち上げ写真から・2。
同じく助監督の、こちらもYさん。
彼らとは《さくらん》の時にもご一緒させていただきました。
「この人たちっていったいいつ寝てるんだろう・・・」という素朴な疑問を持ってしまうくらい
過酷なスケジュールを涼しい顔をしてこなしていく
繊細でいながらかっこいいタフガイ、のお二人です。
(写真をクリックすると全面表示になります。)
タイミング。
亡くなられた壽楽先生が
《電車は車両と車両の間のつなぎ目が大事。踊りも振りと振りの間、振りから振りへ移行するそのわずかな間の使い方で上手、下手が分かれるんだよ。》とおっしゃっていた。
たくさんある私の課題の中のひとつだ。
間、タイミング、チャンス。
踊りに限らず
その時以外にないタイミング
その時に固執しなくてもいいタイミング
キッパリと
ゆるやかに
機を読み
間を使える生き方をしたいなぁ~と思う。
とにかく。
このお稽古用衣装は僕のもの。←だそうです。
節分。
年の数だけ豆を食べると胸焼けがしそうな年齢になってきたこの頃だが
食べるのがもったいないような
可愛いお多福と鬼の面の入った豆をいただいた。
うちはマンションなのでさすがに豆撒きはできないのだが
この場を借りてささやかに
《ふくは~うち~、おには~そと~》。
そう言えば以前も書いたが
昔我が家には豆太郎君というハムスターがいて
マメ、マメと呼んでいた。
マメ君にはなんと《空》(←そら、と読みます)という立派な(?)名字もあって
つまりヤツのフルネームは
空 豆太郎(そら まめたろう)だった。
ある日マメが天寿をまっとうしたらちゃんとお墓を作ってあげようね、という話をしていて
ついでにちっちゃな墓標も作って・・ということになった。
が、よく考えてみると
墓標に《空家の墓(そらけのはか)》と書くと
あきや、とも読めると気付き
こりゃダメだ、と大笑いしたのを覚えている。
そのマメも亡くなり
二代目ハムスターのみかんちゃんも亡くなって
今我が家にははっとりくん(通称ハチ)という猫がいる。
こうやって思い返してみると
うちのペット達は皆純和風の名前ばかりだなぁと思う。
であるならなおのこと
日本の習慣の恩恵をたまわって
ふくは~うち~、おには~そと~で厄を払い
今年もハチには元気に過ごしてもらいたいと願っている。
本の大量処分。
文庫本を含めて500冊程の本を処分。
この本を読んでいた時はこんなことを考えていたよなぁ~、なんてなつかしく思い出しました。
いろいろと教えてくれたり、慰めてくれたり、楽しませくれたり、
はたまた
ひらめきを与えてくれたり、感動させてくれたり・・。
ありがとうね。
ブックオフに引き取ってもらう予定なのですが
それぞれの本を本当に必要としている相性ぴったりの読者にめぐり会えますように~。
赤坂レッドシアター。
《恋と革命》というお芝居を観に
赤坂レッドシアターに行ってきました。
赤坂レッドシアターという劇場は初めて訪れたのですが
キャパシティといい雰囲気といい
創作の舞台で使えそうな感じがしました。
ホテルの地下にある劇場なんですが
こんなところに劇場があったなんて知りませんでした~。
これでいい。
厚手のコートの中に日だまりを抱いた人達が
真冬のスクランブル交差点に流れ込んでくる。
雑踏に逆流して歩きながら
私はどんなツラガマエをしているのだろう。
一人で進む清々しさに
凍えた頬と唇が
ほころんでいればいいのだけれど。
覚悟。
お流儀の講習会の帰り
お友達のSさんに
《miel》という銀座のドーナツ屋さんに連れていっていただきました。
ドーナツといっても焼きドーナツ屋さんで
甘すぎずさっくりとおいしいぃぃ。
ところでSさんとはもう15年のお付き合いなのですが
今日久しぶりに
あれやこれや二人でとりとめのない話をしているうちに
改めて《いい女だなぁ・・》と思ってしまいました。
何が《いい女》なのか
一言で言えば《覚悟》でしょうか。
傷つく覚悟
受け入れる覚悟
逃げない覚悟
愛する覚悟
そして
幸せになる覚悟
つまり
生き抜く覚悟、ということなのかもしれません。
恥ずかしながら
どれも私に足りないものだらけで
年下のSさんに教えられた気がしました。
以外に。
早く、早く。
待っているんだから
迷ってないで
早く、ね。
シャコウジレイなんて言ってないし
口にしたことは
以外に本当だから
待っているんだから
早く、
早く、
ね。
打ち上げ。
恵比寿のZestで
映画《Ballad~名もなき恋のうた》の打ち上げがありました。
総勢300~400人位(?)の大パーティ。
以前も書きましたが
山崎組は『プロ中のプロの集団』、という感じで
特にあのロケ地の厳寒の中
おのおのの持ち場で黙々と最高の仕事をしようとするキャスト、スタッフの姿勢は
ほとんど感動もので
本当に胸があつくなったことが何度もありました。
この仕事をさせていただいて幸せでした。
微力ではありますが
ほんの少しでもお役に立てたのであれば
こんなうれしいことはありません。
今は編集の段階に入っていますが
これから宣伝や予告がどんどんメディアに流れていくと思います。
9月5日公開の《Ballad~名もなき恋のうた》。
皆さまどうぞ劇場でご覧くださいね!!
江戸川乱歩の「陰獣」。
月船さららさんと出口由実子さんが立ち上げたユニット《metro》の
旗揚げ公演「陰獣」を見に行ってきました。
クオリティの高い大人の芝居。
休憩なしの2時間15分があっという間でした。